プレッシャーに打ち勝つには

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出典:Photo by boram kim on Unsplash

大事なプレゼン、好きな人への告白……。人生にはプレッシャーがかかる場面が沢山ありますよね。私はそういう場面がとても苦手です。学生時代、新しいクラスでの自己紹介、作文を前に出て発表……思い出したくもありません。しかしこれからも、恐らくプレッシャーがかかる場面は出てきます。そんな時にこの記事を思い出して、あの人もそうだった、自分だけじゃない、と思っていただけたら嬉しいです。

逃げ出したい……

冒頭で述べた通り、私は昔からプレッシャーにめっぽう弱く、何か発表などをしなければならない時は、緊張し過ぎてプレッシャーに押しつぶされそうになります。そんな時にそれを周りに言うと「私もそうだよ」とか「他の人もそう見えないだけで緊張してるよ」と言われてきました。しかしそう言われても、私にはどうしてもそんな風には見えません。自分が一番緊張していると感じてしまうのです。

また、私の場合は発表だけでなく、ジェットコースターに乗る時などもドキドキして逃げ出したくなってしまいます。ドキドキワクワクのようにワクワクもあればいいのですが、ワクワクが無いドキドキだけバージョンです。そんな時に周りに「ドキドキする」「緊張する」と何回も言うと鬱陶しがられ、申し訳ないですし、そもそもジェットコースターなどに乗ることが体にもメンタル面にも悪いと思ったので、最近は乗らないようになりました。

私はずっと「周りの人はドキドキしても自分の心に留めておけるしジェットコースターも楽しめるのに、私はこんな風になるのは私の心が弱いのか」と思っていました。

しかし、いろいろあって心療内科で診断を受けてから、病気の影響もあるのではないかと思うようになりました。また、社交不安障害の方などの中にも、私と同じことで苦しんでいる方もいるのではないかと思いました。

「緊張しているのは自分だけじゃないのに、大げさ、かまってちゃん」と言われてしまえばそれまでですが、本当に辛い思いをしている人はどうしたらいいのでしょうか。

結論:慣れ

私一個人の考えですが結論は、見出しの通りです。

私は、プレッシャーに勝つ方法を自分で頭をひねって考えたり、インターネットで調べたりしました。しかし、そこに書いているのは「深呼吸すればいい」「瞑想すればいい」などばかりです。私はそういうのを見て正直、それでマシになったら苦労しないよと思ってしまいます。そもそも、プレッシャーを感じている時は深呼吸する余裕すら無い人もいるかもしれません。

私は、プレッシャーに打ち勝つには慣れるしか無いと思います。場数を踏むと、自然と慣れてくると思います。それか、オープン就労で働いていたり周囲に障害を伝えている方は、事前に事情を伝えて配慮してもらうのも手です。こんな私も20代になり、人生経験のせいかもう諦めの境地に達し、緊張はしますが慣れてきました。

しかし、年齢もある程度いっているし、人生経験もあるのにプレッシャーに弱い……という方は、今から書く私が聞いたことのある緊張(プレッシャー)への対処法を試してみてもいいかもしれません。

・手のひらに「人」と書いて飲み込む仕草をする これは聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。小学生時代にみんながやっていた印象があります。私には、あまり意味が無かったように感じました。ただ、効いていると思い込むという点では、マインドコントロールができるかもしれません。

・自分を見ている人の顔をジャガイモだと思う これは、本当に効果がありました。緊張しているのが馬鹿らしくなってきます。しかし自分で想像しなければならないので、なかなか難しいかもしれません。

自分に合った方法を

結果として、私自身のプレッシャーに打ち勝つ方法は、慣れしかないという結論でした。しかし、みなさんの中には深呼吸する方法や、瞑想をする方法や、私が挙げた方法が合う方もいるかもしれません。自分に合った方法で、プレッシャーに対処していきましょう。みなさんが、プレッシャーに打ち勝てることを祈っています。

チャチャ

チャチャ

子供の頃から生きづらさを感じ、学生時代に統合失調症を発症した20代女性。
音楽鑑賞と食べることが趣味です。
現在は就労移行支援事業所に通いながら就職を目指しています。

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