障がい者とスポーツ

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出典Photo by erica steeves on Unsplash

障がいがあると仕事や趣味も自信をなくしてしまい、つい自宅に引きこもりがちになっていました。しかし、2020年東京パラリンピックで私と同じ知的障がいの卓球選手「吉川佳奈美さん」をたまたまテレビで拝見し、障がい者スポーツに興味を持つきっかけになりました。

自分にあったスポーツを

そこで、近場の障がい者スポーツをネットで検索してみたところ「長居障がい者スポーツセンター」と「舞洲障がい者スポーツセンター」があることを知りました。療育手帳があれば無料で利用することができます。

私は卓球と車いすダンスの体験をしました。スポーツを通して、自分と違う障がいの方とお話することができたのも刺激になりました。

団体競技が苦手であればプールやトレーニング室で運動することもできるので、自分に合ったスポーツを利用してみるのもおすすめです。

私はダイエット目的で、トレーニング室を頻繁に利用していたのですが、器具の使い方など何度も丁寧に教えてくださったので、とても安心感がありました。また、上達したら大会に参加される方もいます。

障がい者の活躍の場

私はダンスにも興味があり、以前に一般的なダンス教室にもいきましたが、他の生徒についていけず上達できませんでした。

そこで自分に合ったダンス教室を調べてみると、障がい者専用のスクールもあり、そこだと無理なく通えそうでした。私は人目を気にしてしまうこともあるので、個人レッスンに通うことになりました。講師の方は「児童発達認定支援士」「JDACダンス療育指導士」の資格を持っているので、自分の障がいを理解したうえで、指導していただけたのです。ずっと憧れていた曲が完成すると自信にもつながりました。

また「ビッグ・アイ」という施設ではスポーツだけでなく、芸術や文化を通しての交流が楽しめます。演劇、ダンス、コーラス、楽器演奏、アート作品の作成など多岐にわたり、その活動の成果を発表するイベントも開催されています。

楽しいイベントも

スポーツセンターでは季節ごとに、楽しいイベントも盛りだくさんです。夏は花火や夜店やクリスマス会、秋は運動会、冬に長野県で3泊4日のスキー教室も開催されています。試しに参加してみるのも思い出になりそうです。

「スポーツなんてやったことないな……」と不安な方も、まずは遊びに行く感覚で家族や友人と利用してみるのはいかがでしょうか。

ねこまんま

ねこまんま

知的障がい者ですが大卒で地下アイドルをしていました。現在も配信で音楽活動をしています。見た目では理解されにくい軽度知的障がい者や福祉の支援を受けることが困難な境界知能の人でも夢を持っていきいきと過ごせる社会になればと願っています。

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