出典：https://girlydrop.com

発達障害のASDとADHDを併発しています！vol.17　＜毎月1日連載＞

私は、発達障害のASDが優位でADHDも併発していますが、夫も発達障害があり、ADHDが優位でASDも併発しています。夫婦ともに発達障害があるとどんな感じなのか、私たちの場合を解説したいと思います。

まずお互いに友達が少なく子どもがいないので、ふたりでいることが多いです。夫婦で会社を設立したので仕事場でも、プライベートでもほとんど一緒にいます。ですが、それぞれ別のことをしていることも多いです。お互いが、全く気を使わなくてもいいし、とても楽なので結婚してよかったなと思います。結婚したのは2007年で、まだ発達障害の診断もふたりともされていませんでしたが、今思うと特性は目立ってありました。

ふたりとも好きなことに夢中になりやすく、相手の声が聞こえてなかったり、一緒に出掛けていてもすぐにはぐれてしまったり、次の用事があっても忘れてしまったり、忘れ物や落とし物をして慌てて探しに行くこともありました。私は音や匂いや光などの刺激に敏感で、苦手な場面では苦痛になりその場を離れたりしますが、夫はすぐに対応してくれるのでとても助かります。こだわりが強く、いやなことはなかなか譲れなかったりしますが、喧嘩になることはありません。今の家に落ち着くまでにも何度も引越しをしていますが、家探しから楽しんでくれました。友達や仕事仲間や家族親戚と会う時も、ふたりで行くことが多いです。なので、仲良し夫婦とよく言われます。珍しいかもしれないし、発達障害がある同士ならなおさらだと思います。

私たちはお互いができないことと得意なことがそれぞれ違うので、支え合っていて、とても助かっています。どちらかが健常者だと迷惑をかけてしまった時などに萎縮したり、自信をなくしたりするかもしれませんが、それがありません。お互いの気持ちもわかります。だから出会えてよかったし、とても楽しいので日々感謝しています。生まれ変わっても、また夫婦になりたいと思います。

発達障害夫婦の日常
https://www.youtube.com/@yuichi_naomi_hattatsu

オンラインサロン「障害者ドットコム コミュニティ」に参加しませんか？
月々990円（障害のある方は550円）の支援で、障害者ドットコムをサポートしませんか。
詳細はこちら
https://community.camp-fire.jp/projects/view/544022