国内初の障害者向け所得補償保険が誕生しました~「手をつなぐ暮らしのおたすけプラン」

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出典:Photo by Kelly Sikkema on Unsplash

知的障害者の親らでつくる「全国手をつなぐ育成会連合会」(東京)が日立キャピタル損害保険株式会社と損害保険ジャパン株式会社と協力し、障害者やその親が病気などで働けなくなった際の所得などを補償する団体保険の販売を始めました。名前は「手をつなぐ暮らしのおたすけプラン」です。障害者本人らを対象にした所得補償保険は国内初で、将来の経済的不安を解消するのが狙いです。

所得補償保険に関しては、さまざまな保険会社からでていますが、保険が下りる条件が厳しく精神疾患は保険の対象外としている保険も多いです。

「手をつなぐ暮らしのおたすけプラン」の特長は?

障害のある方とその家族、本人を支える支援者が病気やケガで働けなくなった時(これを就業障害といいます)、収入をサポートするのが最大の特長です。また、障害がある本人や家族、障害を持っている方の支援者が亡くなったとき、葬祭費用や各種手続費用なども補償されます。

大きな特長は、病気やケガによる就業障害をカバーし、就業障害の発生時から65歳まで補償されます。(例外あり)

病気、ケガ以外に精神疾患でも補償がされるという点が今までの保険と大きな違いです。精神障害補償としてうつ病、不安障害、統合失調症など一部の精神疾患でも補償の対象です。(ただし保険金の支払いは、最長2年間までになります)加入に際して、医師の診断は不要となっています。

気になる料金プランは?

月々の保険料は、所得の補償保険金の上限と加入している年齢、性別によって、Aプラン~Iプランまで9種類あります。月々の所得の補償保険金額の上限が10万~30万までと、最長満65歳~70歳までのプランがあり、月々の保険料は年齢や条件などで、最低363円~最高34572円まで幅広い保険プランがあります。家族やご自身にあった保険プランを選ぶことが重要です。

まとめ

筆者自身も過去に傷病手当を受けて、治療に専念していた時期がありましたが、傷病手当金だけでは生活は苦しいと思います。2年間の所得補償保険金があれば、月々のお金のやりくりに悩まずじっくりと治療に専念できたと考えています。

現代社会では、いつ、どこで、だれが精神疾患にかかるかは分かりません。転ばぬ先の杖として、このような保険に入って備えることが大切です。

参考文献

【日本経済新聞 障害者家庭に安心を国内初の所得補償保険】
https://www.nikkei.com/

【全国手をつなぐ育成会連合会 団体保険制度「手をつなぐ暮らしのおたすけプラン」について】
http://zen-iku.jp/

【全国健康保険協会 傷病手当金】
https://www.kyoukaikenpo.or.jp/

tkbn

tkbn

40代男性。30代半ばでうつ病を発症。40代になって発達障害の疑いありと診断される。就労支援機関で自分の特性について学び、最後の就活を終えコラムを書いています。趣味は鉱石収集。年2回大阪・京都で行わるミネラルショーや即売会に行って、気に入ったものをコレクションするのが楽しみですが、部屋で飾る場所が無くなっているのが最近の悩みです。

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