講師マッチングサービス「えらべる」始動、宇野さんにインタビューしました

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「えらべる」というサービスが昨年12月よりスタートしています。このサービスは主にフリーランスの専門講師と福祉事業所(主に就労移行、就労継続B型、自立訓練)をマッチングするもので、ビジネスマナーやSSTに限らず多くのジャンルで専門講師を招くことができます。

講師の質も担保

──講師派遣以外のサポートはございますか

「マッチングのサポートは勿論、講師の質を担保するために事業所側にカリキュラム終了後にアンケートをつけてもらう形をとっています。評価制度を設けることにより、評価の高い講師には報酬アップや、評価の低い講師にはこちらよりフィードバックをすることで、より質の高い講師の方とのマッチングが可能となります。」

──どういった講師がいらっしゃいますか

「現在は元Jリーガーや元アナウンサーの方が講師として名乗りを上げているほか、サビ管(サービス管理責任者)の講習は現役のサビ管に担当してもらう予定で、内容をつくっている所です。今後は現在障がい者枠で就業されている方や、障がい当事者でありながらフリーランスとして活躍されている方も講師登録予定で、内容はより充実していきますし、介護業界にも展開予定です。ちなみに私自身も講師として参加しようと思っています。一定期間が経てば普段容易に呼べない著名人もゲスト講師としてお招きできればと思います。オンラインもできるので全国対応可能ですが、実施してみてやはりオフラインの方が良いと感じているので、関西圏以外の事業所の場合は、サービス利用したいと言うお声かけ頂ければ、その地域で訪問できる講師を確保していく予定です。」
「サービス自体はシンプルながら賛同者も多くTwitterでも繋がっております。実際に稼働して体感するのは、事業所ごとの違いです。B型事業所ではヨガや栄養・健康・金銭管理などの講義が人気です。講師の方にはSNSへのアップを一部許可しており、宣伝にもなるのでお互いWin-Winの関係構築ができると思っています。」

地道に事業を広げる

──どのように事業を広げていくのですか

「まずは地道に営業していこうと思ってます。元々が事業所の開業や運営サポートと中間的なポジンションで事業展開をしているので、そちらと併せて実績づくりもしていきます。実際に導入により利用者さんの実利用日数が増えたり、意識の改善、他事業所との差別化等もみられるとお声をいただいているので、そちらをSNS等含め発信していきます。それでも福祉業界として外部のサービスを入れるのはハードルが高いので、信頼関係を築かねばなりません」
「そのきっかけとして現在MinatoCollection(ミナトコレクション)というチャンネル名でYouTubeに事業所の紹介動画を上げています。撮影から編集まで全て無料でさせていただき、事業所の宣伝動画になると言うことで、動画を作ってほしいという事業所は多く、社内で手が回っていない状況ですが、現在は障がい当事者のフリーランスの方達に仕事として依頼し、着々と進めております」

──福祉に限らず新しいことは踏み込みづらく、今の段階では理解を得にくそうですね

「そうですね、業界的に新しいことは導入しづらい傾向にあると感じていますが、一方で支援員の負担を減らしたいや、利用者さんに来てほしい、他事業所との差別化をしたいとよく相談されれます。この「えらべる」はそう言った課題を少しでも解決できるツールだと感じていて、事業所に必要な地域理解や周知にも活用可能です。また今月どの講師を呼ぼうと言った所も、利用者さん同士で相談していただければ良いですし、自分達や事業所にとって必要な内容を選んで欲しいと思っています。」

利用者に体験してほしい

──分かりやすいメリットが一つでもあればいいと思います

「今までなかったサービスではあるので、実際には体験・体感していただくのが一番ですが、お試しで導入しやすいように、初月は1ヶ月契約にしていたり、基本的に事業所側で準備していただくものは無いようにしてます。導入事業所にはプロジェクターやスクリーンも無料貸与もしていて、えらべる以外の際でも使用して頂けるようにしています。」

──活動についての想いを語ってください

「想いとしては、一番は事業所の利用者さんに多くのことを体験して欲しいということです。利用者さんはスキルがないのではなく、経験不足の方が大きいと思っていて、このサービスを通して考えるきっかけや、今までのカリキュラム以上に専門的な知識を学んで欲しいと考えます。また、講師やイベントとして活用することで、近隣の方にも事業所の存在を知ってもらい、地域に根付く事業所づくりのきっかけにも使って欲しいと思っています。外部の人にも知る機会を提供するのは、オフラインであり、このサービスだからこそ出来ることだと感じています」

障害者ドットコムニュース編集部

障害者ドットコムニュース編集部

「福祉をもっとわかりやすく!使いやすく!楽しく!」をモットーに、障害・病気をもつ方の仕事や暮らしに関する最新ニュースやコラムなどを発信していきます。
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