私は、元精神障害保健福祉手帳を持って居ましたが、今現在は、症状も安定して来た為に、手帳を役所に返還して、手帳無しの状態で精神科に治療の為に定期的に通院し続けている障害者です。しかし、障害者手帳を持たなく成ったせいで、障害者手帳持ちの時に受けららた各種の割引きなどの特典が、障害者であるにも関わらず、障害者手帳を持っていないという理由で、障害者として認められず、いわゆる、障害を持っていない人として扱われる事に度々遭遇する事になり、改めて、障害者手帳(療育手帳、身体障害者手帳、精神障害者健康福祉手帳など)の意味や、それらの障害者手帳を持っている障害者と、そうでない障害者の違いについて考えたいと思っています。

結論。私は精神障害の診断を主治医から頂き、精神障害者保健福祉手帳二級を取得し、二級の障害者年金を、支給されています障害者です。しかし、数年間の治療のお蔭で、症状も安定して来た為に、精神障害者保健福祉手帳を、以前の様に活用する必要が無くなったと判断し、役所にその旨の理由で、精神障害者保健福祉手帳を返還して、現在は精神障害者保健福祉手帳を持たなくなりました。しかし、私は自分の精神疾患が今後も定期的な通院治療を受けながら現在の比較的安定した状態を保ち、更に改善して行く為に、今後も精神科治療を続けるつもりでおりますし、主治医の先生を始め、精神科病院関係の私に現在も携わって下さっている医療関係スタッフ(デイケア看護師さんや、訪問看護師さんや、デイケアの精神福祉士の方々もその様に申しております。
ですが、精神障害者保健福祉手帳を持っていない現在の私は、堺市役所や、私が他の疾患で治療に通う事になった、大阪大学医学部附属病院においては、障害者手帳を持っていないとの理由で、障害者としての一部料金の割引きなどのサービスを受けられなくなり、いわゆる、私は障害者を持たない一般の健常者としてしか認識されなくなりました。障害者に対する認識や対応に、最も敏感で優れていると社会では考えられている、役所内や、公立の医療機関において、障害者を、手帳を持つか持たないかでハッキリと区別し、障害者あると社会的に認められた人間を、障害者手帳を持っていない事を根拠に、「あなたな障害者ではありません。」と、決めつけている役所機関や公立医療機関が、現に存在する事が日本国政府によって認められており、誰もその事に文句が言えない。注意喚起が出来ない事に、不安を感じております。問題があると、感じております。世の中には、各種の障害が、御座います。障害者の障害は、先天的に持って生まれて来る場合も、障害が、たまたま、子供の頃や、もしくは成人した後に成ってから医療機関で見つかり、障害の認定を受けた場合、交通事故やその他の辛い運命的な試練に巻き込まれたお蔭で、後天的に障害を持つに至る場合。そして精神疾患の様に、育った環境や、個人の個性(周りの物事や人間に対する感じ方や考え方、自己に対する感じ方や考え方に、影響を受け、社会や学校や自分自身と上手く適応出来なくなって、精神的な疾病を発病する場合など、障害者に関する定義はまだまだこれらの他にも多くのケースが考えられると思います。にも関わらず、それらの障害者の事情や事実を1番敏感に正しく認識出来得る立場の、役所内や公立医療機関内で、堂々と、一部の障害者が、障害者ではないと、区別されていて、国や、地方自治体の行政機関は、その事を知りながら、人間が明らかに区別され差別されている事を認知しながら、問題意識は持っても、何らそれら現実の根拠も何もない人間区別、人間差別を放置せざるを得ない状況の現代の一般常識に対して、意義を唱え、何らかの解決の糸口を、見つけたいと、思うのです。