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障害・病気2016.11.10

電磁波過敏症という症状をご存知ですか?その概要や対処法は

電磁波過敏症という症状をご存知ですか?その概要や対処法は

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出典:http://www.photo-ac.com


電磁波過敏症はアメリカの医学者ウイリアム・レイ博士が提唱した、「電磁波が原因と考えられる体の不調の原因」の総称です。現代では、身の回りに電磁波が発生する機器が溢れかえっており、発症する患者さんも増えてきています。今回は、そんな電磁波過敏症についてご説明します。

電磁波過敏症の症状とは?



電磁波過敏症は一概に、この症状が出るというものではなく、環境や、個人差によって様々な症状が出るのが特徴です。そして、電磁波を発している機器などに近ければ近いほど、症状が悪化します。中でも特に出やすいと言われている症状には次のようなものがあります。

・目が見にくい、うずく、痛む
・めまい
・睡眠障害
・肌が乾燥する
・気持ちの低下(うつ症状)
・動悸、不整脈


このような症状が長期間続き、病院で検査しても特には異常が見つからない場合は電磁波過敏症の疑いがあります。


電磁波の影響を受けやすい場面や場所



電磁波は電圧の強さや距離で影響力が変わってきます。高圧電線などが、普通の電線より高い場所に張ってあるのも安全のためです。しかし、微力でも電磁波は体に影響してきます。全く体に影響がない電磁波というものは存在しないのです。

一般的に、身の回りで一番電磁波の影響を受けやすい場所はキッチンになります。キッチンにはコンパクトな空間にたくさんの電化製品が置いてあるので、電磁波の影響を受けやすいのです。特にIH機器や電子レンジからは強力な電磁波が出ています。

また電磁波自体は強力ではないものの、電気ストーブやホットカーペット、こたつなどは体と密着させて使ったり長時間の使用も多くなってくると思うので注意が必要です。

電磁波は体の中でも特に頭部に影響が出ると言われています。なので、頭部の付近で使用することが多いスマートフォン、電気ドライヤー、電動シェーバーなどにも注意が必要です。欧米では、電磁波の影響を考慮して、幼い子どもにスマートフォンの長時間使用を制限する指導も積極的に行われているそうです。


電磁波への対処方法



電磁波過敏症は電磁波の影響が出る場所でしか発症しません。しかし、今の日本で電磁波の影響を遮断することはほぼ不可能です。そこで、電磁波の影響を出来るだけ防止するということが大切になってきます。

一番簡単に電磁波を防止するには、電子機器をなるべく体から離して使うことです。一般的に家に置いてある家電製品の電磁波はそれほど遠くには届きません。スマートフォンや電気ドライヤーを少し体から離して使う、電子レンジや洗濯機が動いている間は、可能な限りその場から離れる、キッチンが苦手な人は他にも、電磁波を防止できるエプロンなども売ってあるので、それを着てみるのもいいかもしれません。

あまり電磁波に対して過敏になりすぎると、それがかえってストレスとなり、体調を崩してしまうケースもあります。電磁波をカットするグッズを使ったり、可能な範囲で電磁波を浴びない生活を心がける、そのような気持ちで日常生活を過ごしていきましょう。


電磁波と統合失調症の関係



「電磁波」と精神疾患の1つである「統合失調症」に何の関係があるの?と思う方もいらっしゃると思います。こちらの記事をご覧ください。

「スマホ操作で暴行の男性に無罪判決」(出典:「和歌山放送ニュース」)

これは、統合失調症を患っている人が、症状の1つである「幻覚」「幻聴」の影響から、「電磁波攻撃」を受けていると思ってしまい、暴行事件を起こしたという記事です。そして、実際に裁判も開かれました。裁判の結果、統合失調症は責任能力に欠けるとの理由から無罪となりました。その結果、世間では賛否両論が飛び交い、社会問題にもなったのです。

電子機器からの電磁波の放出は今現在コントロール出来ません。このように、事件となってしまってからではありますが、「電磁波過敏症」というものがもう少し世間に認知され、より具体的な対処、対策法などが広まっていけば、今後このような事件は防げるのではないでしょうか。



今回は「電磁波過敏症」について紹介いたしました。これから日本ではもっとたくさん電子機器が溢れてくるでしょう。その結果、この症状を発症したり、より悪化する人が増えるかもしれません。今のうちから「電磁波過敏症」について考えることが、自身の体を少しでも電磁波から守ることにつながるのです。

ライタープロフィール
しょーご
しょーご

3年半ほど前にパニック障害を患いました。
現在一般就職に向けて、京都の就労移行支援事業所に通っています。
少量の服薬はしているものの、病気はほとんど寛解しています。
今回は就労移行支援事業所からの実習生として記事を書かせていただきました。
主に自身の経験談を書いています!

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