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障害・病気2017.8.28

性同一性障害と同性愛はどう違う?性同一性障害の症状と苦悩とは

性同一性障害と同性愛はどう違う?性同一性障害の症状と苦悩とは

出典:https://www.photo-ac.com


皆さんは性同一性障害という障害をご存知でしょうか。性別と聞けば、多くの人は男性か女性の2種類に分かれると考えると思います。しかし、性別には生物学的な性別と、自分の性別をどのように意識するのかということがあります。多くの人はこの二つが合致していますが、一部の人ではこの両者が合致しない場合があり、そのような場合を「性同一性障害」といっています。

性同一性障害の症状



性同一性障害の症状について、次のようなことが挙げられます。

①自分の性別を嫌悪または忌避する
男性では声変わり、喉仏が目立つ、肩幅が広がるなど、女性では体つきが丸みを帯びる、乳房が膨らんでくるなどの変化が生じます。こうした男性らしい、あるいは女性らしい体つきになることに対する嫌悪感や忌避の気持ちが強くなる傾向があります。そのために、すね毛を剃ったり、乳房を晒しで巻き、ふくらみを隠すなどといった自分の性と反対のl行動を取るようになります。このような症状は自分の性別を受け入れられず拒絶することからくるものです。
自分の考える性別と身体的特徴が一致せず、気持ち悪さがあるのでしょう。昔金八先生で上戸彩さんが自分の身体を晒で巻いて、ふくらみを隠していたことがありました。

②反対の性別に対する強く、持続的な同一感を抱く
自分の存在を、自らのジェンダーと統一させたいと願い、反対の性別になりたいと切望します。そのために、反対の性別の服装(異性装)をしたり、反対の性別としての遊びを好みます。男子の場合、女子の遊びを好んだり、女子の服装をしたいと望みます。また、女子の場合には、男子のような活発な遊びを好みます。

③反対の性別としての性別役割を果たそうとする
日常生活の中でも反対の性別として行動したり、義務を果たしたり、家庭や職場、社会的人間関係でも、反対の性別として役割を果たそうとします。また、言葉遣いや身のこなしなど、様々な点で反対の性別として役割を演じることを強く望み、実際そのように実行していきます。


性同一性障害と同性愛の違い



性同一性障害は、同性愛と混同して考えられることが少なくありません。しかし両者はまったく別のことです。すでに述べたように、性同一性障害は、自らの性別に関するジェンダー・アイデンティティの問題で、一方、同性愛は性対象として同性の相手を選ぶことを意味します。したがって、性同一性障害の人の中には、異性愛の人もいれば同性愛、あるいは両性愛の人もいます。


性同一性障害かもしれないと思ったら



自身のことで以前から性別と自分の性別の意識の間に差異を感じていたり、友人あるいは家族にそういったことを感じる方がおられる方もいらっしゃるかもしれません。ではそんなときはどうすればいいでしょうか。残念ながら現時点では性同一性障害などの性別違和を持つ人たちに対する医療的対応は専門とする医療施設、医師が少なく、十分とはいえません。しかし、まず診断を受けることが必要ですので、近隣で性同一性障害に詳しい精神科医を訪ねてみてください。そこで、性同一性障害のために受けてきた精神的、社会的、身体的苦痛についてカウンセリングして、いずれの性別で生活するのが本人にとってふさわしいかを決めていきます。また、選択した性別で生活していく支援を受けていくことも重要です。



性同一性障害の方で苦しんでいる方が多くいらっしゃいます。常に「性」が体と心で一致しないという苦しみと向き合っていかないとなりません。その上に「それは治療する手段がありません」「死ぬまで我慢してください」と言われたとしたらどのような気持ちになるでしょうか。このように性同一性障害の方は非常に辛く、苦しい思いをしています。そのような方が一人でも少なくなるように社会は理解し、尊重し、医療環境を整えていくことが大切です。

ライタープロフィール
ロック
ロック

大阪府出身20代の男性。
精神的な不調があり、現在就労移行支援事業所に通い、訓練をしながら就職活動を行っています。趣味は筋トレと音楽鑑賞です。
ジムに通い体を鍛えています。

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