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連載コラム2016.5.11

障害者差別が国会で!?難病患者が衆院厚労委員会の参考人出席を断られる

障害者差別が国会で!?難病患者が衆院厚労委員会の参考人出席を断られる

出典:http://www.kantei.go.jp/jp/96_abe/actions/201411/07sanhon_shukourou.html


衆議院厚生労働委員会の参考人質疑で難病患者団体が人工呼吸器を使う患者の出席を求めたのに対し、委員会側から「コミュニケーションに時間がかかる」などとして断られました。

10日に行われた衆議院厚生労働委員会での障害者総合支援法改正案の参考人質疑で、全身の筋肉が徐々に動かなくなる難病の筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者団体が人工呼吸器のため会話に通訳を必要とする患者の出席を申し出ていました。
これに対して、委員会の理事懇談会で自民党が「コミュニケーションに時間がかかり、限られた時間の中で伝えたいことが十分伝わらないのではないか」などとして、患者の出席を断ったということです。
委員会に代理出席した日本ALS協会の金澤理事は以下の岡部副会長のメッセージを代読しました。

「おはようございます。
 日本ALS協会の岡部と申します。
 本来であれば、ここに座って委員の先生方とお話をさせていただいているはずです。
 冒頭のごあいさつとして一言申し述べさせていただきます。
 私はALSという神経難病の患者当時者で、人工呼吸器をつけていますので、
 コミュニケーションには特殊な方法を用いて通訳者を必要とします。
 それでコミュニケーションに時間を要するという理由で、
 今日の参考人として招致されたものを取り消されました。
 障害者総合支援法の国会審議において、障害者の参考人を拒否なさったわけです。
 国会の場は、まさに国民の貴重な時間と費用の極みだと認識しております。
 その国民の中には私たち障害者も存在しています。
 国会の、それも福祉に関する最も理解をしてくださるはずの厚生労働委員会において
 障害がある事で排除された事は深刻なこの国のあり方を示しているのではないでしょうか。」

障害者差別解消法がこの4月から施行されたばかりで、先頭に立って障害者差別の解消を率先すべき厚生労働省の委員会で障害を理由に出席を制限したことは深刻な問題です。
今後は二度と障害者の拒否は起きないよう、より良い制度を必要としている当事者の意見を取り入れるための配慮が最大限に行われることを願います。

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