発達障がい者という存在について
発達障害
はじめに
私は専門医ではありません。本稿に綴るのは、当事者としての考察と体験談が中心です。
社会から孤立する者
「発達障がい」の代表例として、耳にすることの多いものを挙げてみます。
・自閉症スペクトラム(ASD)
・注意欠如・多動性(ADHD)
・境界知能(グレーゾーン)
男性の方が女性よりも発症率が高いといわれています。日本で広く知られるようになったのは、海外に比べて少し遅く、2017年頃からではないでしょうか。関連書籍は徐々に増えているものの、残念ながら内容は似通っていると感じます。
・周囲からの理解と協力を求める
・支援制度や福祉サービスの紹介
・どこか他人行儀な文体――など。
「親からの遺伝が原因ではないか?」とする書籍もありますが、実際のところはまだ謎が多いのが現状です。
「障害」と「障がい」の表記について
2025年現在、「障害」という表記を避け、「障がい」と書くメディアも増えました。一方で、法令上の用語は依然として「障害」です。個人的には、より当事者に寄り添った表記が広がってほしいと感じています。
発達障がいであるメリット
発達障がいを「病気」ではなく、一人ひとりが生まれながらに持つ「性格」の一部として捉え直すべきだ――そんな意見をインターネット上で見かけるたび、私も強く頷きます。
・とても繊細
・素直
・真面目
・優しい
悪いところなんてありません、むしろ「無害」です。いっそ「障がい」という言葉そのものがなくなればとさえ思います。
無害だけどデリケート
メリットがあれば、当然デメリットも存在します。
・個性(特性)が強い
・ストレス耐性がきわめて弱い
・臨機応変が苦手
・コミュニケーションが不得意
・感覚過敏
・ストレスを溜め込みやすく、発散しにくい
・フラッシュバック など
こうして並べるとデメリットの多さが目立ちます。ストレスに対する抵抗力がとても弱く、非常にデリケートなので、周囲からのサポートが必須になります。
本当の本番はここから
大人になり、社会へ出てからが地獄の始まりと言えます。ストレスを上手く発散できないと、さらに体調を崩すことになります
私自身も経験者だからこそ、仕事より体調を優先することを、私は強くオススメします。
発達障害


