ストレス対処~ストレスに対する向き合い方

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出典:Photo by whoislimos on Unsplash

私はこれまでストレスに対して表面的な対処のみおこない、根本的な解決にはいたっていませんでした。ですが、現在は根本的な対処にも取り組み、ストレスを軽減しています。そんな私が考える効果的なストレスへの向き合い方について書きました。

ストレス対処の種類

<pストレス対処の方法は大きく分けて2種類あります。1つ目が「情動焦点型」2つ目が「問題焦点型」です。

情動焦点型は「ストレッサー(ストレスの根本原因)」にではなく、ストレスにより発生したつらいなどの感情に焦点をあてて、対処するという方法です。

具体的にはヨガをすることでリラックスしたり、趣味に打ち込むことで気分転換をおこなうというものです。

一方、問題焦点型は、ストレッサーそのものに対処してストレスを取り除くという方法です。

具体的には、仕事の量が多くストレスが溜まる場合「上司に業務量の調整を相談する」「手のあいている社員に手伝ってもらう」といったことで解消するというものです。

ストレス対処のバランス

ストレス対処には情動焦点型だけでも、問題焦点型だけでもよくありません。両方ができている状態が望ましいです。

情動焦点型だけでは瞬間的には楽になるものの、根本的な解決にはなりません。ですので、時間がたつと再び同じストレスにさらされてしまうというデメリットが、問題焦点型だけでも、ストレス原因解消のためにエネルギーを使うため、非常に疲れてしまうというデメリットがそれぞれあります。

私自身、ストレスに対して情動焦点型の対処しかおこなってこず、ストレッサーを放置していました。なぜなら、ストレッサーに対処することは、先に書いたように非常に疲れてしまうからです。

しかし、それぞれのデメリットを補うように、情動焦点型と問題焦点型のストレス対処を両立させることが大切です。具体的なバランスとして、情動焦点型と問題焦点型の割合は3:1がいいと思います。イメージとして、1つの問題焦点型で取り組んだ際にでた疲労を、3つの情動焦点型のストレス対処でカバーするという形です。

実際に両方のストレス対処を試した感想

これまでは、エネルギーをあまり使わない情動焦点型ばかり取り組んでいました。しかし、最近では問題焦点型も取り入れています。やはり、問題焦点型に取り組むことは疲れますし、嫌です。

しかし、長期的に見た場合、問題焦点型と情動焦点型の両方に取り組むことで、以前に比べると体調が安定していると感じます。ストレッサーに対処することでその後、同じストレスに対して悩むことが減っていると強く感じています。

ストレス対処は情動焦点型と問題焦点型の両方に、バランスよく取り組むことで効果的になります。バランスを意識してストレスに向き合いましょう。

参考文献

【コーピングとは? 2種類の方法(問題焦点型・情動焦点型)を効果的に実践するには?|カオナビ人事用語集】
https://www.kaonavi.jp/dictionary/

【「ストレスコーピング」とは?様々な方法でストレス環境を上手に改善!|ストレスチェックMagazine】
https://www.altpaper.net/b/

黄昏

黄昏

就労移行支援事業所に通いながら就職を目指して日々訓練しています。
5年前に鬱病の診断を受け、その後発達特性がある事が診断で下りる。
特性に対処しつつ、気分の浮き沈みと日々格闘しています。

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