10代の子どものADHD〜じっとできない・考えずに反応する

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10代の子どものADHDはどのような様子が見られるのか、その行動や傾向・予兆、また「ADHDを持つ子どもとどうやって付きあっていけば良いのか?」というお話を私の子どもの頃の体験談を踏まえてお伝えできればと思います。

10代のADHDの特徴

落ち着きが無く注意力が散漫
じっとしていられず(貧乏ゆすりなど)、ケアレスミス等が多い傾向にあります。

忘れ物が激しい、よく物をなくす
教科書を忘れたり、文房具などをよく無くす傾向にあります。

考えずに突発的に反応する、行動する
考えなしに反応したり、物事にあまり深く考えずに行動したりする傾向にあります。

危険な遊びが好き
タンスの上から飛び降りたり、家の屋根から飛び降りる等怖いものしらずな遊び方を好みます。

約束事を守れない
決められた物事を守らず、自分のルールで行動します。

10代のADHDには多動性や衝動性のものが多くみられる傾向にあります。そのような傾向がみられた場合はADHDの可能性がありますので早いうちから対処法を身に付けたほうが良いと私は思います。

私の子どもの頃

私もADHDと診断されていますが、私の10代の頃は、やんちゃでした。勉強はできる、けれども忘れ物が多い物をすぐ無くす興味が他の事にすぐそれる貧乏ゆすりや椅子を揺らす事が多い。といった感じでした。今考えると典型的なADHDの症状です。もっと早期に気づけていれば、と思う事もあります。今でこそ多動性、衝動性はあまりなくなりましたが、注意欠除が治りません。10代の頃から気をつけられていたら今とは違う対策が立てることが出来ていたかもしれません。今でこそ大人の発達障害、として知られる事が多いADHDですがADHDは先天的なものです。子どもの頃から傾向はあるはずなのです。注意して観察すれば10代の子どものADHDは見つけやすいと思います。大人になると多動性や衝動性は無くなっていく傾向にあるので「ただの注意不足な人」と思われる事があります、私もそうでした。

ADHDの子どもと向き合う為に

ADHDの子どもと向き合う為には信頼関係が大事です。多少の粗相は怒らずに優しく注意すると、子どもも強くは反発せずに応じてくれる場面が多いようです。ADHDの子どもは周囲になじむことが出来ず、怒られる事で自分を追い込み、更に爆発してしまうといった状況に陥りやすいです。怒ったところで注意欠除、多動性、衝動性は治るものではありませんので、そこは怒らずに優しく注意を促すようにしてみてください。平和的な解決に繋がると思います。また、子どもが何かをしている時に「〜しなさいね」と横から言っても行動を起こしてくれない事があります。「はーい」と空返事が帰ってきても、その子どもは内容を理解していません。何かを伝えるときは、ちゃんと相手の目を見てしっかりと伝えることが良いでしょう。よく言う小言などは紙に書いて置いておく、というのも効果的です。物忘れが激しいため見るとまた思いだせるからです。「言っても聞かない子」ではなく「丁寧に教えると分かる子」だと思うのが良いでしょう。信頼関係というのはそれを信じられるかどうかだと思います。

私の幼少期はADHDだと親は理解していませんでしたが、今あげた例は母親が知らずに私に実践してくれていた事でした。逆に父は猛烈に叱ってくるので猛反発していたのを覚えています。相手の目を見て言うというのは経験上ほんとによく利くと思うのでオススメです。といってもそれはADHDに限った事ではないかもしれませんが。自分を意識させる事が多動性を抑えるのです。皆さんの身近な所にもADHDの子どもはいると思います。あまりきつく怒ったりせず、生温かい目で見守るとその子のためにも自分のためにもなりますので、きつく怒り過ぎないようにしてください。そうすれば心を開いてくれると思います。

Nasu

Nasu

ADHDと書痙ジストニア持ちの三十路男性。非障がい枠での就職と離職を繰り返していたが限界を感じ、障がい者枠での就労を目指し、無事就職しました。体を鍛えることと遊ぶことを中心に生活している。ボイスチャット大好きで家に帰ると誰かしらと喋っている。

注意欠陥多動性障害(ADHD)

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