障害者手帳で利用できる制度~私の経験談

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こんにちは、三角おにぎりと申します。早速ですがこのコラムを閲覧されている皆様は障害者手帳をお持ちでしょうか。交付の際に手帳と一緒に障害者手引きと言う冊子がもらえるのですが、そこに今後受けられる福祉や割引の制度が載っています。

しかし、大半が身体障害者向けで精神障害者が受けられる制度の紹介はごくわずか。徐々に増えつつありますが認知度は意外と低く、私みたいにTwitter等で制度の存在自体を知った方も多いのではないでしょうか。「障害者手帳 割引」で検索すると対象施設一覧のサイトがヒットしますが、今回は自身が利用した制度を中心に紹介していきます。なお、障害者手帳については、すでに沢山の方が解説されているのでそちらをご参照ください。 

交通機関の割引

手帳を受け取る際に乗車割証が同時交付される事はあまり知られていません。障がいの等級によっては割引を受けられない事があるので、割引証によって半額での利用が可能となるのです。券売機に「福祉」や「障害者」などのボタンがあるのをご存知でしょうか。これを押す事で切符を半額で購入できるのですが、当然ながら利用の際は障害者手帳と乗車割引証の携帯、求められた時の提示も必須です。特に乗車割引証が無いと不正乗車とみなされるので注意が必要です。定期を購入する時も同様で、さらに券売機での購入も不可能なため、その都度窓口で新規購入と同じ手続きが必要です。また、全ての路線で利用出来る訳ではなく、例えばJRは1~2級の身体障害者のみと範囲が限られるので利用前に調べておきましょう。

高速バスの割引

基本は交通機関と同じです。ネット・電話での予約時に障害者割引を希望すれば通常料金の半額でチケットを買うことが出来ます。こちらもバス会社によって扱ってない所もあるので注意が必要です。ちなみに飛行機の場合は、会社や障害の等級によって割引額が大幅に変動するので、利用の際は特にしっかりと確認してください。乗車の際は手帳の準備を忘れずに。

美術館・スポーツ施設の入館料

交通機関に次いで知っている方が多いのではないでしょうか。美術館、博物館や市営のスポーツ施設はほとんどの場合、手帳を提示するだけで入館料が無料もしくは割引になりますが、入館・利用料は無料でもイベントや期間限定の展示会は別途お金が必要な場合があるので注意が必要です。また、入館料が安かったり開催者の意向などの諸事情で割引自体が無かったりするので、すでに行きたい施設やイベントが決まっている場合、不安であればサイトだけでなく電話での問い合わせもしておきましょう。

映画での割引

最近はサイトから予約の出来る映画館が増えてますが、窓口と同様に障害者手帳でレディースデーと同じくらいの金額でチケットを購入する事が可能です。もちろん前売りなど全ての映画が対象ではないので事前に確認しましょう。手帳はチケット確認の際に提示します。

通信料の割引

大々的に宣伝されていませんが、通信料の障害者割引も利用できます。と言っても基本使用料か通話料のみでネットは対象外です。各携帯会社によって名称とサポート内容が微妙に違うので、サイトでしっかり確認しましょう。手続きは出来れば直営店、最低でも大きめかつ雰囲気の良い店舗をお勧めします。

税金・年金の割引

市民税、住民税、年金が減免または免除になります。市税事務所、年金事務所に直接足を運んで手続きするしか方法が無いので地域によってはかなり手間がかかりますが、基本的に支払いが高額の上、国民の義務とされているので大きな負担減になるかと思います。ただし国保は等級によっては適用範囲外なので注意しましょう。

医療費の負担軽減

こちらも等級によっては適応対象外の場合が多いです。ただし精神障害者の方は同時に自立医療支援も申請している場合が多いので、手帳取得の要因となった病状(うつ・発達障害関連)のみであれば診察と薬の処方で自己負担額の軽減が入ります。ちなみに自立医療支援は障害者手帳を持っていなくても利用可能です。

障害者雇用の利用

昨今は障害者の法定雇用率が引き上げられて障害者の採用に積極的な企業が増えています。障害者雇用はハローワークの他、障害者専門の斡旋会社に登録する方法もありますが、いずれにしても障害者手帳を持っていることが最低条件となります。

就労移行支援施設の利用

障害者と言っても健常者と同じく仕事ができなければ、どこも雇ってくれません。利用には手帳の他に障害福祉サービス受給者証と言う物が追加で必要になりますが、社会で必要とされるビジネスマナーやパソコンスキル習得機会の提供、さらに発達障害者の特性を把握し改善するための相談も行っている「就労移行支援」と言う制度があります。身体・知的だけでなく、発達障害者を対象にした支援施設も大阪・東京を中心に点在し、長期就労の実績もあるので利用者は年々増えています。

障害者年金の受給(手帳が無くても可能)

個人的に利用できる中でこれが一番大きいと思います。障害者年金は障害基礎年金、障害厚生年金共に、障害者手帳とは別の制度なので手帳が無くても申請は可能ですが、手帳申請の際にも似た手続きを行うので、役所や病院での書類手続きがスムーズに進みます。また、症状によっては手帳の提出を求められるので持っておくと安心です。

気をつける事

当然ですがその場に障害者手帳を持っていないと、割引の制度は受けられません。外出の際には必ず携行しましょう。また、人前で手帳を出す事に抵抗感を感じる人も居ると思います、しかし意識しすぎるとかえって怪しまれるので、チケットを見せるような感覚でサッと出してしまいましょう。そして、通常は手帳を見せるだけで大丈夫ですが、公の手続きや支援に関するものには必ずと言って良いほど、印鑑やその他身分証明書が必要です。印鑑、マイナンバー、基礎年金番号、身分証明書(免許証・パスポート・マイナンバーカードなど)はまとめて保管しておくと慌てません。

今回は私自身が利用した制度を紹介しましたが、これ以外にも様々な制度があると思います。ただ、これらは紹介される事はほぼ無く、自分から能動的に調べて行かないと見つからない物ばかりなので、まずは調べてみる事から始めて下さい。

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日本生まれの日本人。現在発達障害者専門の就職支援施設に通所中。好きなものはポテチとミルクティー。きのこの山派

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