発達障がい〜神からの贈り物〜

究極のアンガーマネジメント 第4回 怒りに感謝できますか?(『発達障がい~神からの贈り物~』第54回)

発達障害

出典:Photo by frank mckenna on Unsplash

『発達障がい ~神からの贈り物~』 第54回 <毎月10日連載>

私が住む大阪はコロナ禍によるロックダウンの真っ只中、ついついストレスが溜まってしまいますよね。

さて、究極のアンガーマネジメント、今回で4回目ですが、この調子で行くと今年中に終わらなさそうなので、少々無理にまとめ上げて終わらせようと思います。駆け足になるので分かり辛いところもあるでしょうが、宜しくお付き合いください。

私の究極的なアンガーマネジメント、それは『怒りへの感謝』。怒りは結局の所は心の叫び、マネジメントできるものでない、そう心で悟ったとき怒りが昇華されたことを記憶しています。

これまでも述べたように人は感情の生き物、感情は湧き出るものであって抑え込めるものでない。無理矢理抑え込もうとするから余計に溢れてくる。

何に怒りを感じているのか、その都度考えて見てください。自然現象や社会のあり方にいくら腹を立てても思い通りになる訳がない。

変えられるものは己のみ

私はいつも自身にこの言葉を言い聞かせている。例え間違った意見を持つ者がいたとしても、無理矢理その人の意見を変えさせるのは思想信条の自由を奪うもの。前回もこの辺りのことに少し触れたが、自身から出る怒りに疲弊している者の多くは自分以外のものを変えようと必死になっている。仮に間違った意見を押し通す人がいたとしても、その人は正しいことに気付けない人だと私なら理解するように務める。そうすると無駄に軋轢に疲弊する必要もない。

次に、『感情は湧き出るもの』とは述べたが、だからといって何をしても言い訳ではない。馬鹿にされたからと言ってその人をナイフで切りつけて良いでしょうか?自身に義があったとしても立派な犯罪ですよね。

感情を理解し行動で抑制する

馬鹿にされたなら人権を扱う部署や弁護士に相談して対策を立てれば良い。騙されたなら警察に助けを求める。会社内のトラブルなら上司や労働基準監督署に相談すれば良い。いくら怒りが正しいところで相手や周りを直接的に従わせようと言う考えは自身の立場が弱くする。

私自身は職場での喧嘩の仲裁などを何度も行ったが、それぞれの感情は肯定しながら行動抑制を示唆することでほぼ解決できたように思う。

以上のように、『変えられるのは己のみ』『感情を理解して行動で抑制する』この2つで私の人生の人間関係の疲れはほぼなくなった

最後に、『怒りへの感謝』と先に述べたことについてお話しします。怒りとは自身の価値観を知り得るチャンスです。何に対しても苛立つ人はそれだけ何かに対して価値観を感じている。であればその価値観に従って己を高めれば良い。一流のアスリートたちはそれを繰り返した人たちと言えるように思います。一方でカリカリする人たちは視野が狭いとも言えませんか?他人の意見が聞けない状態になっている人を見かけたりしませんか?

私自身が怒りを感じたとき、以上の観点から、自身を高めるべきか、自身の視野の狭さに気づくべきかの両方を考えるようにしています。これを繰り返すことで少しずつであっても自身の成長を感じることができます。怒りと真剣に向き合うことで一歩成長した自身に近づくことができる、そのための大切な道標、それこそが『怒り』と私は受け止めています。自身の怒りに感謝しだしたとき私の人生は大きく変わりました。

公式ブログ https://ameblo.jp/suzie-net

Kei(ケイ)スズキ

Kei(ケイ)スズキ

いずみハッタツ友の会代表、高知大学農学部卒
放送ディレクター、スタジオ・ミュージシャン、カメラマン、道化師、学習塾経営など職を転々とする。10年の鬱の後に発達障害の診断を受ける。現在は福祉職員として当事者目線での支援を行う傍ら、ピアカウンセリングサポートにも積極的に関わる。自称『人生を楽しむパイオニア』
公式ブログ https://ameblo.jp/suzie-net

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