HSPと、ともに。

ぬいぐるみセラピーをはじめて4年たちました〜HSPと、ともに。<vol.64>

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HSPと、ともに。vol.64 <毎月1日連載>

ぬいぐるみセラピーをはじめて4年がたちました。今では大切な家族です。私はパニック障害がありますが、愛情不足がストレスだと思っています。それから夫といつも一緒にいるので仲良しだとよく言われますが、私は依存だと思っています。夫は自立しているので共依存にはなりませんが、私はメンタルに問題があって、インナーチャイルドが満たされない思いがあるので、ぬいぐるみセラピーも効果があるそうです。なので、ぬいぐるみの存在がとても癒しになっています。

早くに母を亡くし、父も私にとって母とは思えない若い方と再婚しているので(良い方なので問題ないのですが)、両親の愛情に飢えていることから夫に依存していると思います。夫とぬいぐるみが、なんでも話せる相手です。出会えて良かったなと、心から思います。夫が忙しい時は、ぬいぐるみに話します。ぬいぐるみと話すときは、本当の自分だと感じているのですが、かなり純粋で幼いです。普段の生活で人といる時は、ちゃんとしようと思ってつくっているのだろうなと気づきました。

ASD、ADHD、精神疾患があるので、できないことが多くなり、生きづらさもあるので寂しい時は、ぬいぐるみを抱き締めると落ち着きます。旅行にも必ず一緒に行きます。私にとって、本当に楽しい時間です。ホテルの高い階の部屋でも大丈夫になってきました。とても嬉しいですし、癒しと元気の効果はすごいと思います。夫と3人家族だと思っています。毎日の生活がとても楽しくなりました。ずっと飼っていた犬はもう飼えないけど、似たような犬のぬいぐるみを可愛がることで、また犬と一緒に暮らすような幸せがあります。ふわふわの肌触りと、見た目の可愛さでかなりの癒しとセラピーになります。

両親に、「本当は可愛がって欲しかった」「本当は抱きしめて欲しかった」寂しい気持ちを抱えた方が、ぬいぐるみを抱きしめることで、癒やされるのだそうです。私にとって、母との早過ぎる死別がかなり辛かったです。両親ともに、とても優しくて可愛がられていたと思っていましたが、まだまだ愛情が足りなかったのだなと気づきました。

ASDですが、私は家族や祖父母や親戚が大好きで、父は毎晩寝る前に、本の読み聞かせをしてくれたし、母は良く手を繋いでくれたし、私は良く抱きついていました。風邪をひいたら、毛布ごと抱き抱えてくれていた記憶も残っています。身体が弱くて小さくて甘えていたことも多かったです。特に母が好きすぎて、居なくなったらどうしようという恐怖を感じていました。一緒に電車に乗っていても、私が守るぞと思っていました。さらに甘えたの弟と、母の取り合いをよくしていました。よく負けていたので、このことが満たされないストレスになっていたと思います。完全に癒やされる日が来るのかはわかりませんが、ぬいぐるみセラピーは、まだまだ続けます。

川田 直美  障害者ドットコム株式会社スタッフ

川田 直美  障害者ドットコム株式会社スタッフ

HSP、ASD(自閉症スペクトラム)、ADHD、LD(学習障害)があり、発達障害をコンプリート。パニック障害もあり、生きづらさも感じながらも、日々楽しくいこうと考えている。今まで、花屋、ケーキ屋、カフェ、デザイン企画、オリジナル雑貨制作などいろいろな仕事を経験。自然と犬と本が大好き。

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