俗に「左右盲」と呼ばれる認識ミスについて
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「左右盲(さゆうもう)」と呼ばれる俗語があります。左右失認や左右識別困難といった別名を持つそれは、ものの左右への判断が遅れたり間違ったりすることを指し、幅広く共有されています。
例えば「右へ寄れ」と言われたとき左に行ってしまうとか、視力検査で左右を間違えるとか、判断が遅れて周りをイラつかせるとか、そういった経験が多いと左右盲の気があるかもしれません。特に車の運転など咄嗟に求められる場面ほど色濃く影響が出てきます。ただ正式な疾患としては認められておらず個人差の範囲でしかありません。本腰を入れた研究はされていないゆえに、あらゆる言説が俗説の域を出ない難儀なものでもあります。
左右盲の傾向がある人間はおよそ15%くらいといわれています。また、男性より女性に多いとか右利きより左利きに多いともいわれており、特に左利きだと右利きの文化や矯正などとぶつかり合って左右の区別がつきにくくなるという尤もらしい話も。
医師が手術で左右を間違えてしまったというシャレにならない医療事故さえ実在するので、何かしらの対策は欲しいですよね。確実に左右を区別する方法としては、両手でL字を作って鏡文字のほうが右とか決まった腕に時計やリストバンドを付けるといったものがあります。
「向かって右」「こちらから見て左」のような視点の違いもまた左右の区別を妨げてきます。平安京の右京と左京はよく逆だと言われますが、これは内裏(御所)からの視点が基準だからです。右翼と左翼の語源はフランス革命後の議会に遡り、議長からの視点を基準に名付けられました。誰の視点かまで加わると一気にややこしくなるので、そういう時はいっそ方向としての右や左から離れた方が良いかもしれません。
参考サイト
「左右盲」と「LR盲」とっさに判断できない、あの瞬間の話
https://setouchi-fudosan.com
右と左がわからなくなる「左右盲」視力検査で不利、医療事故に発展したケースも
https://www.discoveryjapan.jp
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