『バグダッド・メッシ 片足のサッカー少年』2026年8月7日公開 戦火の中で夢を追う少年の希望と再生の物語
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©A Team Productions | Column Film | 10.80 Films | Macgyver
映画『バグダッド・メッシ 片足のサッカー少年』(原題:Baghdad Messi)が、2026年8月7日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国で公開される。監督はサヒム・オマール・カリファ。出演はアフマド・モハメド・アブドラ、ザフラー・ガンドゥール、アセール・アデル。上映時間は84分。ジャンルは戦争ドラマだ。
公式キャッチコピーは「戦争がぼくの“当たり前”を奪った」。イラク戦争下のバグダッドを舞台に、サッカーを愛する11歳の少年が、過酷な現実の中でなお明日を見つめようとする姿を描く。
メッシに憧れる少年を襲った、あまりにも突然の喪失
物語の舞台は2009年、イラク戦争下のバグダッド。リオネル・メッシに憧れる11歳の少年ハムディは、仲間たちと泥だらけのサッカーボールを追いかける日々を過ごしていた。
しかし、ある爆撃に巻き込まれ、目覚めたハムディは片足を失っていた。さらに、アメリカの警備会社で通訳として働く父を憎む者によって家を焼かれ、一家は辺境の村へ逃れることになる。片足を理由に地元のサッカーチームから拒まれ、居場所を見失っていくハムディ。閉ざされた心に寄り添う両親の愛に支えられながら、彼はもう一度夢を見るために立ち上がろうとする。
本作は、その先に待つ展開を明かすことなく、少年と家族が向き合う現実を静かに見つめていく。
国際映画祭で評価された短編を長編化
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『バグダッド・メッシ 片足のサッカー少年』は、アカデミー賞短編実写部門の最終候補に選ばれた短編映画『Baghdad Messi』(2012)を長編化した作品。第97回アカデミー賞国際長編映画賞のイラク代表作品にも選出された。
さらに、アルパ国際映画祭、オステンド映画祭、アジア世界映画祭で最優秀賞を受賞。第10回ドホーク国際映画祭では、主演のアフマド・モハメド・アブドラが最優秀男優賞に輝いている。戦争と子ども、喪失と回復力という普遍的なテーマを、政治や民族の立場を超えて描いた社会派ドラマとして注目を集めている。
主演少年の現実が、物語に深いリアリティを与える
ハムディを演じるアフマド・モハメド・アブドラは、実際にミサイル攻撃で片足を失った経験を持つ。彼自身もまた、メッシを「史上最高のサッカー選手」と仰ぐサッカー少年だった。
オーディションには、身体に障がいを持つ子どもたちが100人以上集まったという。その中で選ばれたアフマドの存在は、作品に強い説得力をもたらしている。劇中のハムディの姿は、ひとりの少年の物語であると同時に、戦争によって日常や身体を奪われた多くの子どもたちの痛みを映し出す。
希望だけでは語れない、戦争の非条理
本作が描くのは、逆境を乗り越える少年の単純な美談ではない。どれほど前を向こうとしても、戦争という巨大な暴力は、人々の暮らしや夢を容赦なく変えてしまう。
それでも、ボールを追い続けようとするハムディの姿には、絶望の中で消えない小さな光が宿る。遠い国の出来事としてではなく、今も世界のどこかで起きている痛みとして受け止めさせる力が、この映画にはある。
『バグダッド・メッシ 片足のサッカー少年』は、2026年8月7日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー。
奪われてもなお夢を見る、少年のまなざしが胸を打つ一本。

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映画『バグダッド・メッシ 片足のサッカー少年』
2026年8月7日(金)TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー
監督:サヒム・オマール・カリファ/出演:アフマド・モハメド・アブドラ、ザフラー・ガンドゥール、アセール・アデル
2023年|イラク・ベルギー・オランダ合作|アラビア語、クルド語|84分|日本語字幕:長夏実|後援:イラク共和国大使館|提供:ハーク|配給:Elles Films
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