しんどい心をゆるめる読書録#12~『1つの習慣』
暮らし
こんにちは、かのんです。
今回は『しんどい心をゆるめる読書録』の第12回となります。
統合失調症の当事者の1人として、本を読んでどう思ったのか、感想を書いていこうと思います。
今回選んだ本はこちら。『1つの習慣』になります。
スティーブン・R・コヴィー氏の『7つの習慣』という名著もありますが、そちらの方、私は今現在まだ最初の方を読んだままで止まっています。
今回は『1つの習慣』という事ですが、やはり習慣化するという事は、良いと思ったのと、どんな1つの習慣について書かれているのか、「1つだけなら今の私にも出来るかも!」と、気になったので、書店で見てこの本を手に取りました。
本の帯には『努力だけではたどり着けない場所がある。』と書かれていて、ますます興味を惹かれます。
著書の横山直宏さんのプロフィールを読んでみると、ビジネスマンであることがうかがい知れます。
この本は5章から成っており、最初の方の女の子が風船を持っている写真のページに、結論が先に書いてあります。
『「がんばる」は「楽しむ」に勝てない』と。
p10に『1つの習慣』とは何か。それは『楽しむこと』であると。
まさにこれから読み進めていくうちに、そのことが明らかになっていくのだと思って、わくわくしながら読み進めていきたいと思います。
『正しいこと』より『楽しむこと』を選択する。(p12)を読んで、ハッと思わされたと同時に、ぐさっと、ずーんと胸に響きました。
思えば、私は正しいことの方を優先して、がんじがらめになって、自分で自分を苦しめていることの方が多いと思ったのです。それと同時に、今まで楽しんでやってきた事柄についても考えさせられました。
私自身、昔からオタク気質な所があるので、そのオタ活や、イラストを楽しんで描くということが思い起こされました。
楽しめば楽しんで描く程、イラストは上達したのではないかな?と、私自身経験していたのです。
どんなことにもプラスとマイナスがある。『おかげて』という風に感謝して生きる大切さも教えてくださいます。
この本は『楽しんで生きる』攻略本であると。
攻略本と言えば、私はすぐさまゲームの攻略本を思い浮かべます。昔は今と違い、ネットで調べてゲームを攻略するのではなく、攻略本を手に入れて、隅々まで読み込んだものです。
この『1つの習慣』は、人生を楽しく攻略するために一役かってくださりそうです。
自分が主人公の人生という旅。冒頭からわくわくしっぱなしで、本文を早く読みたくなります。
第1章では、『本気でやるからなんでも楽しくなり、楽しいからこそなんでもできる』と、説かれています。
私も確かにその通りだと思いました。私はイラストの他にもこうしてコラムのような、文章を書くのも大好きなので、今の就労のお仕事が天職みたいなように思えています。
それくらい、本気で、楽しくて、夢中になる。夢中になると、時間を忘れるくらい、気づかないうちに切磋琢磨していて、自分では楽しんでやっていることが、はたから見れば努力しているようにも見える。そんな好循環を生み出している気がしています。
それは無理をして努力して頑張っている人が勝てないくらいのパワーを持っているんだと思います。
そして知識として世界は今『持続可能な循環型社会へとシフトしている』という事も教えてくださいます。
今の時代、昔のように成長していくというより、今ある資源を大切にして循環させて生きていく世界になってきているようですね。これらはビジネスだけではなく、ゴミの分別やリサイクルといった、暮らしの身近なことにも密接に関係しているように思いました。
そして楽しく生きるためには、自分の価値観が必要だと教えてくださいます。
自分の価値観を育てていくにも、色々と考えたりしていくことが必要となってくると思いますが、その自分の価値観の見つけ方についても、丁寧に解説してくださいますよ。
私も自分の価値観を知るために、やってみたのですが、え、そうなんだ!という結果が出ました。
第2章では、ごきげんで仕事をすることの良さが書かれています。
『デジとライアンの自己決定理論』では、『人は自分で『やりたい』と思って動くときに1番エネルギーが沸き、成長する』とう、内発的動機づけというものがあるそうです。
本当に、読めば読む程その通りだと思いました。
外的な刺激(ドーパミン系)を育てるのではなく、内的な刺激(セロトニン系)を育てることも大切であるとも教えてくださいます。
そして失敗して怒られることを避けるための、『恐怖のガソリン』をエネルギーにするのではなく、失敗を「学び」ととらえる、『楽しむガソリン』をエネルギーにすることが大切だと。
私も大学生時代のアルバイトで、失敗をしたりもしていましたが、その度に学びとして修正していったことを思い出しました。
そして利他の精神でお仕事をすることがいいよと教えてくださいました。
私の今の就労でのお仕事はコラムや文章に関するお仕事だったり、イラストを描くことだったりしますが、このように、『しんどい心をゆるめる読書録』や、別コラム『統合失調症を患い早20年』にも共通している想いですが、読んでくれる方の、『何かお役に立てればいいな』という気持ちが大きくあります。それが読み手に伝わっていれば幸いですが、暇つぶしでも構いません。何か私の得意・出来ることで、人の役に立てていたら、それは幸せなことだと思っています。
と、このように第2章では、お仕事を楽しんですると、仕事の質が変わるという事を教えてくださいます。
第3章では人間関係のコツのお話が読めます。
『どうすれば幸せになれるのか?』とうハーバード大学の研究では、幸福の結論はいい人間関係にあるそうです。
少ない人数てもOKなので、心を話せる人間関係を築くことの大切さを教えてくれます。
私も話せる相手が数人ですが、家族を含めているので、その話せる相手をこれからも大切にしていきたいなと思いました。
そして実際に質の高い人間関係を築く6つのステップも教えてくださいます。
それから全ての人と同じような関係を持つ必要もなく、ネガティブな影響を受けている相手との関係は、手放してもいいという事も教えてくださいます。
これは本当にその通りだと思います。一緒にいてしんどいなと思う人と、離れることが出来てからは、私自身、楽になったことがあるので実感しています。
さらに、幸せを運んできてくれるのは『人』という事が書かれていました。私はいい運も『人』が運んでくれるという事を聞いたことがあったので、幸せも『人』が運んでくれるんだなと知りました。
自分がどんな人と関わっていくかによって、幸せも運も開けていくなんて、なんだかワクワクしますね。もしまだその出会いがなければ、その出会いは、自分の環境を変えることで出会えるかもしれません。
第4章ではいい状態で、エネルギー高く生きることについて教えてくださいます。
笑顔と睡眠の大切さについて書かれていますし、やめることによって、よいエネルギーで過ごせる秘訣も書かれています。
そして最後の第5章では、何が起きても楽しめる人の考え方について教えてくださいます。
人生の生き方の様々なヒントが書かれているように思いました。
この『1つの習慣』を最後まで読んでみて、まさに人生を楽しむ攻略本だと思い、様々な学びがありました。
これからの人生を『楽しむ』ためにも、1度読んでみてはいかがでしょうか?
それでは次回もよろしくお願いします。
参考文献
『1つの習慣』
著者 横山直宏
発行所 株式会社すばる舎
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