ゲームのやり過ぎは精神障害!?

依存症

出典:https://www.photo-ac.com

WHO、ゲーム依存を障害認定へ



皆さんは、ゲームはお好きですか?ここで言うゲームとは、ジェンガやテーブルカードゲームの様なものではなく、RPGやシューティング(最近ではスマートフォンのソーシャルゲームも含めた)などテレビゲームの事を指します。

2018年、このテレビゲームのやり過ぎが精神障害として認定されるのではないかと言うニュースが話題となりました。そこで今回はこのニュースを紹介させていただこうと思います。

コンピューターゲーム依存症は精神障害 WHOが公式認定を検討へ

世界保健機関(WHO)が国際疾病のなかに「ゲーム障害」を追加するそうですが、その障害の診断のためには観察が必要であるというニュースです。

私自身、ゲームが好きで最近はソーシャルゲームにものめりこんでいる事から大変耳の痛いニュースではありますが、このニュースは一考の余地があると思います。ゲーム障害は、本当に精神障害なのでしょうか。


ゲームが原因で発症した事例



ゲームのやりすぎが原因で発症したショッキングな10の症状

事例を見てみると、身体的な外傷だけではなく妄想、幻覚など知覚にまでその影響が及ぶケースがあるようです。毎日1時間くらいゲームをしている自分でも、脳へのダメージが時たま心配になりますから、昼夜となくゲームに熱中している方々への影響は計り知れないでしょう。極端な例では命を落とした方もいるということで、そのダメージはかなり大きいものだろうと推察されます。


ゲームは害悪なのか



それでは、TVゲームは排除してしまった方が良いのでしょうか。わたしはそうは思いません。ゲームは想像力をかき立てインスピレーションを刺激し、あふれ出るエネルギーは明日への活力を養ってくれる素晴らしいものだと考えます。

問題なのは「やり過ぎ」なのであり、人間のゲームに対する扱い方なのです。


「やり過ぎ」を防ぐには



わたしは、その為に「会話」が欠かせないのではないかと思います。顔を画面から上げ、目の前の人と対話すること。些細なことでもいいのです。極端な話、ゲームに対する会話でもなんでもいい、「話す」ことが重要なのだと思います。一人暮らしの方の場合はゲームの時間を「運動」にあてる等、自発的にゲームから離れるような対策をとれば、問題も解決するかもしれません。

"ゲームは一日一時間"とは言わないまでも、少しでも短く出来る努力をする事が求められています。スマートフォンが普及している現代だからこそ、個々人の努力がよりいっそう、大切になってきているのではないでしょうか。


参考文献

ゲームをやりすぎると、脳はどうなるのか?
https://no-mark.jp

KENT

KENT

大阪府出身の30歳、男性。
古くから精神的な違和感を抱えており、2017年に、統合失調症と診断されました。
現在、精神保健福祉手帳を申請中。
就労移行支援事業所に通いながら、長期就労を目指しています。
趣味は読書、音楽鑑賞、野球。特技は朗読、歌唱、水泳です。

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