発達障害である私の苦悩

発達障害
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自分が発達障害だと気付く前・・・

私は発達障害だと気付く前は一般の正社員で働いていました。正社員で働いていた時は、上手くいかない事が多く、人から仕事ができないやつだという評価を受けてきました。

転職を繰り返していくうちに、私の中で自分は何にもできない人、という感情が芽生え始め、見ず知らずの他人や、関わる人全員が、自分より優れている人に見えるようになりました。その為、自分が恥ずかしい存在だと思うようになり、言いたいことや本音が言えなくなっていきました。

なぜ自分はこんなに何もできないのか疑問になり、自分で自分の特性をインターネットで調べた結果、自分が発達障害によく似た症状だということが分かりました。後日病院に行き、改めて検査をした結果、やはり発達障害でした。初めは自分が障害者だということを受け止められませんでした。ですが、このまま障害があるからといって何もしないわけにはいかないと感じ、障害のある人が、どうやったら普通に就職ができるか調べました。そして、就労移行支援というサービスを見つけ、就労移行支援を利用しようと決意しました。

発達障害だと気付いたあと・・・

自分が発達障害だと分かったあとは、就労移行支援に通い始めました。就労移行支援は障害者が仕事を見つけるためのサポートをしてくれる場所です。私の就労移行支援へのイメージは毎朝スーツで来所し、仕事の業務、データ入力や、書類作り等の作業を訓練する場所だと思っていました。

しかし実際は違い、服装は自由で朝10時からという優し目なルールな上、資格の勉強や、ルール、マナー等を学びながら、自分の強み、弱みを見つける訓練をする場所でした。何も出来ることが無いと思っていた私は、ただやみくもに仕事の能力上げたいという想いが強かったため、この訓練に意味があるのかと疑問抱いていました。ですが、仕事をする能力を上げると言っても、何のスキルを上げたいのか、上げればいいのか、具体的に分かっていないということに気付かされました。

就労移行支援にはいろんな方が通っています。人それぞれ障害の種類は様々なのですが、時にはこういう人たちと同じレベルなのかと思った事もあります。ですが、そうではなく、それぞれ特性などが違うので、他の人に気を取られるのではなく、自分自身が成長させるのが一番重要だと思います。

就労移行支援に通うようになり、仕事の能力を上げたいと言っても結局自分のできる事、出来ない事がはっきり分かっていないと何もできないという事に気づかされました。これからは、少しずつ自分の出来る事、出来ない事を明確にし、出来ることに関してはさらに出来るように、出来ない事に関しては工夫や練習で出きるようにしていこうと思います。

こいし

こいし

学生時代はアニメやゲーム等に熱中してしたけど働き始めてから趣味が無くなったしまった20代男性です!!
今は就職するため自分の障害をある程度克服すため訓練してます!!

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