発達障がい〜神からの贈り物〜

スポーツが発達特性を改善?? ~発達障害と体幹、原始反射の関係~(『発達障がい~神からの贈り物~』第34回)

スポーツ 発達障害

unsplash-logo Chris Montgomery

『発達障がい ~神からの贈り物~』 第34回 <毎月10日連載>

私のコラムも丸3年、これまでのコラムを振り返り、一つ抜けていたことにようやく気づけました。それは『体幹』についてのこと。私が発達障害と体幹についての興味を持ったのは確か4年ほど前。結局のところ、関係はあるのかないのか明確には判りませんが、私の人生を大いに意義あるものにしてくれた事柄でもあります。今回はそのあたりについてお話します。

発達障害者は体幹が弱い人が多い、そんな風に教わったのはある啓発イベントでの出来事でした。人間は幼少期に、モロー反射や吸綴反射といわれる原始反射がある一定期間現れます。原始反射は自然界で生きていくために必要な条件反射で、それが必要なくなる頃に統合されて消えていくものなのですが、発達障害者は原始反射が消えていく時期を超えても残存し続けていることが多いとのことでした。

そして、原始反射を統合させるプログラムなども一部紹介されましたが、基本的には体幹を鍛えれば自然と原始販社は統合される、そのように教わりました。これがどこまで影響あるかわかりませんが、原始反射統合で多動が幾分収まったり、注意欠陥の度合いが低くなることもあるとのことです。

これを教えてくれた方は実は以前から知っていた人でもあったので、そういうプログラムや研修を何度も薦められましたが、そこは人から教わるのが大嫌い、一からすべて自分でやらないと気が済まない私のこと、時々お会いしたときに現状報告とヒントを貰いながら、自分でどんどん深めていきました。

元々スポーツは大好きな私、30歳まで全く泳げなかったが、今では1kmくらいなら簡単に泳げるようになり、野球やテニス、ランニング、その他パントマイムやパフォーマンス用の身体のケアなど、この4年間、暇を見つけてやりきりました。

一時期のピークからおよそ15kg以上も体重は落ち、腰痛、肩こり、陸上競技で痛めた冬場の膝の痛み、などなどどんどん改善。10歳頃から持っていた顎関節症も100%完治。体温調節機能も高まり、エアコンも不必要な身体になってしまいました。あと、別で学んだことですが、サプリメントや薬が体に及ぼす危険性に気づきだしてから、インフルエンザなども薬を全く使わず自然治癒させ、この3年間発熱で休むことなく(体温が常に37度近くあるので38度くらいの熱なら少しだるいくらいで生活が可能、また基礎代謝が高くなるのでなかなか太らない)、などなど、生きる喜びを感じずにはいれないほど毎日が充実しだしました。

あと、20代後半期が私のアトピーの最も苦しかった時期なのですが、最近はほぼ完治。私の主観ですが、体幹ができていない状態、つまり関節が硬いことから血流やリンパの流れが悪くなり、アトピーが発症していたのではないかと考えています。現在はトレーニング直後に痒みが出たりしますが、一旦出し切れば大丈夫。

こんな状態で、私の生活は体幹との出会いで激変、しかし、そもそもの発達障害の特性が軽減したのかと聞かれると正直なところ判りません。そうかもしれないし、そうでないかもしれない。私が体幹と出会った4年程前には私自身が発達障害の生き辛さから開放された後なので、全く判らないというのが本音です。いや、むしろ私の特性が消える方が寂しいと思える気持ちさえあります。

こんな状態なので、発達障害の生き辛さから開放されるために体幹トレーニングや原始反射統合プログラムを試すことは積極的に勧められませんが、私自身は生き辛さとかそんなこと以上に、自分の命の可能性や奥深さ、そして私に生命を授けてくれた両親への感謝はどんどん深まっています。生きること自体、それが困難なことであっても、感謝の毎日です。そういう意味では一度試してみていただきたいと切に願います。

さて、ではどうやってやればいいの?という質問を頂戴するかもしれません。色々調べてください。GoogleもYouTubeもたくさんの情報が溢れる時代です。色々試して、失敗しながら、自分なりのやり方を見つけてください。それが人生ではないでしょうか?私は、なりたい自分をイメージして、日々己の身体と向き合っています。何をどうするかではなく、何にどう向き合うかの方が大切なように感じます。

生き辛さを抱えていても、充実した笑顔の皆さんに会えることの方が幸せを感じます。

公式ブログ https://ameblo.jp/suzie-net

Kei(ケイ)スズキ

Kei(ケイ)スズキ

いずみハッタツ友の会代表 就労継続A型事業所職員、高知大学農学部卒
放送ディレクター、スタジオ・ミュージシャン、カメラマン、道化師、学習塾経営など職を転々とする。10年の鬱の後に発達障害の診断を受ける。現在は福祉職員として当事者目線での支援を行う傍ら、ピアカウンセリングサポートにも積極的に関わる。自称『人生を楽しむパイオニア』
公式ブログ https://ameblo.jp/suzie-net

発達障害

関連記事

人気記事

施設検索履歴を開く

最近見た施設

閲覧履歴がありません。

TOP

しばらくお待ちください