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障害者の就労、オープンとクローズのメリット・デメリットを考える

出典:http://www.photo-ac.com/

障害者の就労におけるオープンとクローズとは?



障害者が就職する際に、障害のあることを相手企業に公開することがオープン、公開しないのがクローズです。

障害をオープンにして就労する場合とクローズで就労する場合にはそれぞれメリット・デメリットがあります。


障害者の就労におけるオープンのメリットとデメリット



メリット
・ハローワークで障害者求人に応募することができます。(国は現在障害者雇用対策を進めています)
・通院について時間の配慮や昼間の服薬にも配慮してもらえます。
・企業や上司に時間などの勤務形態や業務内容を配慮してもらえます。(苦手やできない事を理解してもらいやすく得意な仕事を生かして働くことができます)
・ジョブコーチなどの支援者が本人と企業との間に入ってもらい、業務や人間関係についての相談や調整などの職場定着支援をしてもらえます。
・上司に障害について配慮してもらえることで業務上のことでも相談がしやすい環境になります。職場によっては同僚にも配慮してもらえます。
・就労移行支援を活用して訓練を行っていた場合、行っていた就職訓練がプラス材料に働きます。また、障害者枠の求人を紹介してもらえたりもします。
・障害者就業・生活支援センターや就労移行支援などの就労支援機関を利用した場合は、担当者が面接に同行してくれたりします。

デメリット
・一般求人に比べると障害者求人は求人数が少ないため、選択肢の幅が狭くなってしまいます。
・給与の水準が一般よりも低めになるケースが多いです。
・職場によって異なりますが、偏見の目で見られるようなこともあります。


障害者の就労におけるクローズのメリットとデメリット



メリット
・一般求人で求人を探すことができるので、求人数が多く選択肢の幅が広がります。
・いろいろな仕事を任せられるようになります。

デメリット
・通院や薬の内容によっては昼間に服薬するタイミングが難しくなります。
・障害のことを隠しているため勤務形態、業務内容の配慮は得られません。
・入社後、職場で障害のことを知られるのではないかという不安を抱えます。
・就労移行支援を活用して就職のための訓練を行っていた場合、訓練していたことが言えないため、空白期間とみなされてしまいます。また、就労後の表立った支援を受けることができません。
・職場内での悩み等で相談できる相手がいない場合、自分で解決しなければなりません。
・自分にとって苦手や難しい仕事が回ってきてもなかなか断りづらい環境におかれます。



職場へ長く定着できる可能性が高いのはオープンですが、どちらを選ぶかで働き方は変わってくると思いますので、自分にとってどちらの方が合って働きやすいのかをよく考えて選択し就職活動をしていきましょう。

障害者ドットコムニュース編集部

障害者ドットコムニュース編集部

「福祉をもっとわかりやすく!使いやすく!楽しく!」をモットーに、障害・病気をもつ方の仕事や暮らしに関する最新ニュースやコラムなどを発信していきます。
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