私が通院しているデイケアについて~Part2 デイケアの行事や病院のお祭りについて

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出典:Photo by Jonathan Borba on Unsplash

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私はPart1でも述べましたが、デイケアに通所しています。デイケアは精神科に通院する患者のリハビリの場です。プログラムに参加することで、楽しい時間を過ごすことができ、ストレスの発散になります。私が通所するデイケアには月に1度行事があります。また、年に1度病院のお祭りがあり、様々な人と交流ができます。このコラムでは、デイケアでの行事とお祭りについてお話します。

デイケアの行事について

デイケアでは、月1回行事(レクリエーション)をすることがあります。利用者が様々な企画を出し、企画した行事の中から多数決で、1番多いものがその月の行事の候補になります。そして、10人以上の参加者が集まれば、正式な行事として決定します。その後、参加者の中から立候補で実行委員(幹事)を決め(もちろん、職員の実行委員もいます)、その実行委員で行事の日程や詳細を決めて行事を行います。

具体的には、バーベキュー大会、日帰り観光旅行、焼き肉屋でランチ、お花見等ありました。私はバーベキュー大会で、実行委員をしました。その行事を中心にお話していきます。

バーベキュー大会

ある利用者さんに「一緒に実行委員をやろう」と誘われたのがきっかけです。実行委員は職員を交えて、週1回行事の打ち合わせをします。今回は、実行委員を食材係、広報係、設置係に分けて私は設置係でした。

事前に近くのスーパーで食材の値段を調べ、行事の前日に一番安いスーパーで食材を買いました。メニューは焼き肉、フランクフルト、焼きそばです。そして、焼き肉用の牛肉をたれに漬けたり、焼きそばの野菜を切ったりして、仕込みをしました。

設置係は、晴れの日の場合、病院のグラウンドでのタイムスケジュールを組みました。その後、グラウンドでの設置する物も準備しました。また、バーベキューで使用する炭や飲み物の買い出しも設置係が行きました。

週間予報でずっと大雨の予報で、行事当日は案の定大雨でした。グラウンドでは難しいということで、急遽デイケア内の調理室と集団療法室ですることになりました。参加者にも手伝ってもらい、調理室でフライパンを使っての調理です。調理室が狭いので、食事は集団療法室でした。私の仕事はジュースの配膳です。

行事終了後、実行委員も残った食材を調理して焼き肉と焼きそばとフランクフルトを食べました。とても美味しかったです。この行事を通じて、実行委員の大変さを痛感しました。しかし、やりがいも感じ、とてもいい経験ができました。

余談ですが、牛肉が結構残ったので、翌日その牛肉を使ってカレーにしたそうです。残念ながら、私はその日欠席だったので、食べられませんでした。私も食べたかったです。

その他の行事について

日帰り観光旅行
デイケアの利用時間は午前9時半から午後3時までなので、その中で往復できる範囲内の観光旅行です。片道1時間半くらいの観光地に行きました。デイケアの職員が観光バスを手配し、有名な観光スポットに行ったり、お昼ご飯を食べたり、カフェでお茶をしました。観光バスの定員がこの行事の参加者の定員で、定員に達した場合は募集を締め切ります。私は2回参加したのですが、色々な観光地に行けてとても楽しかったです。

焼き肉屋でのランチ
病院から近くの焼き肉屋に無料送迎バスで行きました。1時間半食べ放題のコースで、焼き肉を食べました。帰りは、会計を済ませて同じく送迎バスで病院に帰りました。牛肉がとても柔らかくて、美味しかったのを覚えています。

花見
当日にいなり寿司とみたらし団子を作り、近くの公園に行きました。公園の桜を見ながら食べました。美味しかったです。また、バトミントンや、ドッジボールをしました。小学校時代を思い出しました。

病院のお祭りについて

病院では年に1回お祭りがあります。私は去年、初めて参加しました。お祭りは病院内の体育館で行われます。病院に隣接している特別支援学校の分校の児童、病棟の看護師、医師、入院患者、デイケアの利用者、通院の患者等が参加します。看護師が屋台で、焼きそばやフランクフルト等、色々なものを販売していました。私はフランクフルトが美味しかったのが印象に残っています。また、近隣の就労支援継続事業所が来て、フリーマーケットを開いており、さらに、地元のご当地ゆるキャラも来ていました。

お祭りの出し物は午前は、最初に特別支援学校の児童による合唱です。一生懸命歌っているのが印象的でした。続いて、特別支援学校の先生が出し物をしました。とても面白かったです。その後のプロの音楽家による演奏にとても感動しました。

午後は、最初にデイケアの利用者による合唱と社交ダンスです。ちなみに、私は就労移行事業所に通っていたので練習に参加できなかったので見学です。その後、医師による出し物があったのですが、私はデイケアに戻って、プログラムに参加していたため、見れなかったです。

病院のお祭り1日を通じて、色々な出し物が見れて楽しかったです。今年も是非参加したいです。

終わりに

デイケアでは、プログラムだけでなく行事にも参加することができます。年に1度の病院のお祭りも普段会えない人と交流ができ、素晴らしい時間が過ごせます。このコラムのPart1とPart2を読んだ方に、デイケアが楽しいところだと伝われば、嬉しく思います。

興味を持たれた皆さんも、自宅の近くのデイケアに行ってみませんか。

taka

taka

学生時代は塾講師、野球場の場内案内係、模擬試験監督、ホテルのフロント等、アルバイトに明け暮れる。大学時代にうつ病を発症し、現在は統合失調症と診断される。その後、教師になる夢を抱き、教員免許を取得。教師になるも、体調が悪化し、退職。その後、紆余曲折を経て、現在就労移行事業所に通所。趣味はテレビで野球観戦、インターネット、YouTube視聴。

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