生きることに感謝したくなった映画~生きるのが辛いあなたへ

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出典:Photo by Priscilla Du Preez on Unsplash

生きるのが辛くて、嫌になることはありませんか?死にたくなることはありませんか?僕はよくあります。

僕は双極性障害で、月末に近づくと何故か気分が落ち込みます。そして、「生きるのがめんどくさいなぁ」と思ってしまいます。「死にたいと」思ってた時期もありました。

でも、「ある映画」を見て考え方を改めさせられました。

レナードの朝

「レナードの朝」という映画をご存知でしょうか?ロバート・デ・ニーロとロビン・ウイリアムズが出演している実話に基づいた映画です。

ロビン・ウイリアムズ演じるセイヤー医師が、半昏睡状態のロバート・デ・ニーロ演じるレナードに、新薬を投与し、30年の半昏睡状態から目覚めるといった物語です。

奇跡的に目覚めたレナードは、失われた30年に戸惑いながらも生きていることに喜びを感じます。そして、レナードは自分と同じ症状の患者のために、実験体になることを志願し、そのおかげで他の患者たちも目覚めます。患者たちもまた、レナードと同じように失われた時間に戸惑いながらも生きている喜びを感じます。

生きていることに感謝していない

劇中で、レナードはこう言います「ニュースや新聞を見ても、暗いニュースばかりで、誰も生きていることに感謝していない」と。

これを聞いて、確かにそうだなと思いました。少なくとも僕は生きているのが、当たり前だと思っていたからです。なんなら「生きるのがめんどくさい」と思っていたり、「死にたい」と思ってた時期もありました。

もし、朝目覚めて30年経ってたらどう思いますか?僕は絶望すると思います。僕の場合28歳から58歳になってます。30年あれば色んなことが出来るし、もしかしたら、身近な人が亡くなっている可能性もあります。

生きているだけで毎日、貴重な時間を過ごしているのだと思い知らされました。

辛い人生かもしれないけど

僕のように「生きるのがめんどくさい」や「死にたい」と思ってる人たちは辛い人生を送っているのだと思います。でも、それは辛いことばかりに、目を向けているからではないでしょうか。辛い人生にも、探せば小さな幸せがあると思います。例えば、「美味しい物を食べた」「綺麗な景色を見た」「友人とたわいもない話で笑った」など。こうやって、小さな幸せを探して目を向ければ、辛い人生も少しは和らぐのではないでしょうか。

生きていることに感謝しよう

僕を含め、今生きている人たちは恵まれてると思います。たとえ僕のように障害があったとしても。

生きているだけで色んな可能性があると思います。辛い人生にも必ず抜け道があると思います。今、僕は辛い人生から抜け出せそうな状態です。それは、もがきながらでも生き続けた結果だと、僕は思います。

こうやって、コラムを書かせていただき、皆さんに読んでいただけるのも、生きているからこそだと思います。生きているから、この映画にも出会えました。これからも色んな映画に出会えます。そして学び、感じ、成長できます。

なので、これからも生きていることに感謝していきたいと思います。

参考文献

【ウィキペディア レナードの朝】
https://ja.wikipedia.org

【レナードの朝 | ソニー・ピクチャーズ公式】
https://www.sonypictures.jp

セブ

セブ

映画と海外ドラマとROCKと猫を愛する28歳の男です。
双極性障害Ⅱ型で就労移行支援事業所に通所しております。

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