ニル・ベルグマン監督最新作『旅立つ息子へ』本予告・ビジュアル解禁!!

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©︎ 2020 Spiro Films LTD.

映画『旅立つ息子へ』本予告・ビジュアル解禁!!

愛する息子のために、キャリアも捨て、子育てに人生を捧げてきた元グラフィックデザイナーの父。金はなくても愛がある!と田舎に引っ込み、2人だけの世界を楽しんできた。ところがある日、彼らに突然の試練が訪れて……。というのがこの映画の概要です。

自閉症スペクトラムを抱えた青年と、息子に全てをささげる父。実話を基にしたこの感動作の監督はイスラエルを代表する巨匠「ニル・ベルグマン」。東京国際映画祭史上初にして唯一の二度のグランプリ受賞の快挙を果たした彼は、本作でもイスラエル・アカデミー賞の主要賞を総ナメするほど高い評価を得ている。息子ウリ役を演じた新人「ノアム・インベル」の、リアリティ溢れる天才的な演技は、父親が職員を勤める施設で小さい頃から自閉症スペクトラムの友達と一緒に育った経験が活かされています。父親役の「シャイ・アヴィヴィ」はイスラエルで活躍するベテラン俳優で、息子への想いを全身で表現しています。2人が紡ぐ親子の強い絆と溢れる愛は涙なしではみられません。

「側にいることが、愛情だと思っていた」

今回初公開された、本予告は2人の逃避行の幕開けから始まります。

別居中の母は息子の将来を心配し、全寮制の特別支援施設への入所を決めてしまいます。ずっと父親と生きてきたウリは、突然告げられた別れにパニックに。そこで父アハロンは「息子は自分が守りぬく」と決意。2人の逃避行が始まるのです。

本予告(YouTube)

今回の本予告・ビジュアル解禁に合わせて、各界隈の著名人が沢山のコメントを寄せています。そのうちのいくつかを紹介させていただきます。

*敬称略・順不同

●関根勤(タレント)
父親の深い愛情に感動した!
観終わった後、暫く椅子から立ち上がれなかった!

●滝藤賢一(俳優)
『クレイマー、クレイマー』『マリッジ・ストーリー』を彷彿とさせる映画『旅立つ息子へ』。
誰しも訪れる人生の岐路。
その選択が正しいかどうかなんてことは、誰にも分からないし誰にも決められない。
1人の少年を通して愛すべき人間の姿が浮き彫りになり、自分が生きる意味を考えてしまった。

●照英(俳優)
愛情と切なさの狭間に、涙が止まらなかった。
親として子を信じてあげる勇気!!
その答え合わせが出来た気がする。
子育てのバイブルこの作品にあり!!

●谷川俊太郎(詩人)
映画を観たというより、父親のアハロンとともに、私はこの父と子の現実を生きました。きつかったけれど豊かな時間でした。

●久米宏
地中海が見事に青い
父親は息子をひたすら愛する 愛し続ける
やがて 息子は青い海に向かって歩き始める

父親と息子 ふたりの俳優が素晴らしい
上映時間94分 これも気持ちが良い

●鎌田實(医師・作家)
心の底から温かくなる映画。ドタバタの逃避行が何かを変える。エンディングはジーンとくる。
「よくやった」と必死に生きる2人に思わず拍手。感動、感動!

●瀧波ユカリ(漫画家)
自閉症スペクトラムの息子と父の逃避行が、サスペンスよりもスリリングでラブロマンスよりも切ないなんて!そんじょそこらの愛じゃないし、優しいだけの父じゃない。静かな時間の中で予想は何度も裏切られ、そのたび胸が震えた。

●荻上チキ(「荻上チキ・Session」パーソナリティ)
文字通りの凸凹コンビによる、長く静かな旅。いずれ親子は、「繋がり方」を見直す時を迎える。痛いほどの喜ばしさ、そして切なさ。

●岸田奈美(作家)
わたしの家族にもやってくる、遠いようで近い、不安にまみれた未来。そういう霧が少し晴れました。
障害のある家族と生きる人なら誰もが抱くであろう愛と葛藤、その先に必ずある成長に、強さをもらえた気がします。

●おおたとしまさ(育児・教育ジャーナリスト)
子育てとは、子どもにとっての自分の価値を毎日少しずつ減らしていく逆説的な営み。ゆえに、親として最も幸せな瞬間は、親として最も寂しい瞬間にやってくる。すべての子煩悩な親に見てほしい、子育ての「幸せな逆説」が凝縮された作品。

●ダースレイダー(ラッパー)
イスラエル映画『旅立つ息子へ』これは素晴らしい作品です。
人は成長するし、それはすぐには目に見えないかもしれないし実は見ようとしてない時もある。
それでも僅かな変化が心を震わし、人に気づきを与える。
ある意味″そして父になる″映画だと思いました!(Twitterより)


©︎ 2020 Spiro Films LTD.

タイトル:『旅立つ息子へ』
監督:ニル・ベルグマン(『僕の心の奥の文法』 第23回東京国際映画祭グランプリ受賞) 脚本:ダナ・イディシス 出演:シャイ・アヴィヴィ、ノアム・インベル、スマダル・ヴォルフマン
©︎ 2020 Spiro Films LTD.
2020年/イスラエル・イタリア/ヘブライ語/94分/1.85ビスタ/カラー/5.1ch/英題:Here We Are/日本語字幕:原田りえ PG12 配給:ロングライド
公式サイト: https://longride.jp/musukoe

障害者ドットコムニュース編集部

障害者ドットコムニュース編集部

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