少し変わった障害の形(マイノリティな症状について)

うつ病

出典:http://www.photo-ac.com

マイノリティな症状



精神障害には様々な形があります。うつ病一つとっても、抑うつ気分を筆頭にした心の症状や睡眠異常や疲労・倦怠感などといった体の症状と多岐に渡っています。ですが、うつ病患者の中には、検索サイトにかけてもあまり引っかからないような、稀な症状に苦しめられている方もいらっしゃいます。精神科医泣かせともいうような、マイノリティな症状について少し記していこうと思います。


お医者さん泣かせだけど、泣きたいのはこちら



筆者も、そういったマイノリティな症状に苦しめられています。ゲップやえづき、原因不明の腹痛にめまい。精神のバランスが崩れていくのに比例して、身体の症状も悪化していきます。ちなみに、臓器などの身体機能は健康体そのものです。各医療機関でCTIや胃カメラなどで検査済みです。

ですが、こういったマイノリティな症状を持っている方は、数は少ないといえども、必ずいらっしゃると思います。精神科医にかかったけれど、原因がよくわからないと言われたり、対応する症状に適した薬が無かったり。

拠り所であるお医者様からも見放された気がしてしまい、悲しいですよね。筆者も病院に行くたびに、そういった感情を抱いていました。「うーん、診断書をどうしたものかなぁ」と眉にしわを寄せる担当医さんに、「こうなったのは私のせいではないよ」と言ってしまいたい衝動にかられたのは一度や二度ではありませんでした。


良い意味での「開き直り」



では、原因が分からないからと言って何もしないのが良いのでしょうか?それとも、原因を追究すべく医療機関を尋ね回るのが良いのでしょうか?

筆者は、どちらかというと前者でした。

ですが、ただ単に自分の症状を受け容れるという訳ではなく、「私以外にも同じような障害で悩んでいる方や、もっと厳しい症状を訴えている方がいるはずだ!」このように思うようにしていました。「自分ばかりがなぜ?」や「自分は特殊なケースだ」という思いを捨てて、「この広い地球の上で、自分と同じような症状を持っている方はきっといるはずだ!」そう思うようすると、スーッと肩の重みが抜けていった事を、よく覚えています。

こういった「開き直り」は、なかなか難しい事だと思いますが、達成できた時の効果は絶大です。ちょっとしたきっかけがあれば、どなたでも思考を転換することが出来るのではないかと思います。余談ですが、筆者のきっかけは某放送局のドキュメンタリーでした。


どんな症状でも打開策は一緒



少し特殊な症状に苦しんでいた筆者ですが、今は障害者就労も決まり、第二の人生を歩みだそうとしています。

症状が特殊だからといって、病気が根本から変わることはありません。心が落ち着けば症状も落ち着きます。筆者の場合はめまいはめまい止めの薬を。ゲップやえづきは心を鎮静化させる薬を服薬することで、抑えています。そして、心が安定すれば、症状に苦しめられることも少なくなります。

このコラムをご覧になられている方の中には、精神科医泣かせの症状に苦しんでいる方もいらっしゃるかもしれません。ですが、症状は症状でしかなく、元凶である心が安定すれば、きっとその症状も表に出てこなくなります。お医者様が困るような症状をお持ちの方も、いい意味で「開き直り」をして、その上で心の安定に努めれば、お悩みの症状も気にならない様になっていると思います。

障害者ドットコムニュース編集部

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