障害者アーティスト14名共演のMV「You Gotta Be」YouTubeにて公開

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日本財団は6月14日(月)の午前10時より、主催するイベント「True Colors Festival」のYouTubeアカウントにて「You Gotta Be」のミュージックビデオ(MV)を公開しました。

いずれも世界各国で高い評価を受けている障害者アーティスト総勢13名が、R&Bによる往年の名曲「You Gotta Be」をカバーするMVにて共演します。シンガポールの音楽ディレクター兼作曲家であるシドニー・タン監督のもと、各々が個別に収録したパフォーマンスが結集したMVのほか、彼らの日常を紹介する自己紹介パートも収録されています。

MV動画では、多くの人が楽しめるよう日本語字幕・英語字幕・聴覚障害者向けクローズドキャプション・視覚障害者向け音声ガイド・盲ろう者向けビデオトランスクリプトがご利用いただけます。

出演者(敬称略)

マンディ・ハーヴェイ
サインマーク(手話歌)
アリエネット・コールドファイア
アナエル・カリファ(シャルヴァ・バンド)
ディナ・サンテ(シャルヴァ・バンド)
ラウル・ミドン
ジョナタ・バストス
アルビン・ロウ
エノス・アラウホ・バルボサ
かんばらけんた(ダンス)
ウィールスミス(ラップ)
クリス・フォンセカ(ダンス)
紀平凱成(きひら・かいる)(ピアノ)

関係者メッセージ(敬称略)

マンディ・ハーヴェイ(歌手)
このMVの関係者と実際にお会いしたことはありませんが、全員が心を込めて関わっているなと伝わってきます。今回の参加を通して、自分の中にあるものが障壁を乗り越えられる遥かな強さを持つと改めて実感しました。より遠くへ到達し、より大きな夢を持つことを思い出させてくれました。「自分もやってみよう!」と皆様にも思っていただければ幸いです。

紀平凱成(ピアニスト)
この曲は「前を向いていればいつか元気になれる」という応援歌だと思います。僕もいつもその気持ちで、毎日笑顔で音楽を楽しんでいます。この映像を通して世界中の皆が一つになれるということも感じていただきたいです。それぞれがバラバラに演奏していましたが、映像になると離れていても音楽で繋がれる不思議な感じで面白かったです。今度は皆様と一緒のステージに立ちたいです。

かんばらけんた(ダンサー)
世界各地の方と連携することが出来て大変光栄でした。シンガポールのチームとビデオ会議しつつ、撮影の位置や角度などリモートで指示されながら踊るなど、コロナ禍だからこその経験が出来たと思います。普段の生活風景も撮影しましたが、子どもが生後2か月の時に撮ったのもあって、個人的にも特別な映像となりました。世界中の方に観ていただいて、心が明るくなる映像であれば嬉しいです。

シドニー・タン(監督)
私たちは誰であろうと世界の何処にいようと、一日の始まりに目を覚まし、耳を澄まして空を仰ぎ、様々な選択をすることで人間としての存在を全うします。私たちはどんな境遇にあっても、人生の一見平坦な日々の中に光る素晴らしい瞬間を経験し、祝福する力があります。このMVを制作するにあたり、様々なコミュニケーションツールを頼りながら言語の壁を越え、世界中から来たパフォーマンスの映像や音声を繋ぎ合わせてきました。制作における本当の課題は、各々のアーティストと信頼関係を築き、彼らの魂とエネルギーが純粋に伝わってくるパフォーマンスを、自由かつありのままに演じてもらうことにありました。

樺沢一朗(True Colors Festival総合プロデューサー)
あえて30年近く前の曲を選んだ理由は、今の時代にうってつけの歌詞だと思ったからです。先が見えず人と会えず気分も落ち込んでいた私にとっては、まさに応援歌でした。この曲を知らない若い世代にも是非聞いて欲しいです。

デズリー(You Gotta Be 原曲歌手)
このMVは本当に心を動かすものですね。彼らの演奏は観る人に元気を与えて活力を満たし、この歌に込めた情感やメッセージをより高めています。最後のアーティスト紹介も、彼らの演奏に更なる深みを与えており素晴らしいです。

公式サイト

動画URL
https://www.youtube.com

公式特設サイト
https://truecolorsfestival.com

障害者ドットコムニュース編集部

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