ジョニー・デップ主演映画『MINAMATA―ミナマター』場面画像公開!!

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熊本県水俣市のチッソ水俣工場による工業排水を原因として、現在まで補償や救済をめぐる問題が続く日本における“四大公害病”のひとつ水俣病。今年、2021年(5月1日)は水俣病公式確認から65年を迎えます。そして水俣病の存在を世界に知らしめたのが、写真家ユージン・スミス氏とアイリーン・美緒子・スミス氏が1975年に発表した写真集「MINAMATA」です。彼の遺作ともなったこの写真集をもとに、ジョニー・デップ自身の製作/主演で待望の映画化が実現しました。そして今回なんと、主演のジョニー・デップの場面写真が公開されました。

映画では、報道写真家として功績を評価されながらも心に傷を抱えたユージン氏(演 ジョニー・デップ)が、妻アイリーン氏(演 美波)とともに水俣を訪れ1971年から1974年の3年間現地で暮らし、人々の日常や抗議運動、補償を求め活動する様子を何百枚もの写真に収めていく濃密な日々がドラマチックに描かれています。「ユージン氏は心の中に痛みを抱えていた。でも、水俣が彼の心を再び開いたんだと思う」と語るジョニー・デップは、その容姿から内面にいたるまで、傷ついた写真家が、再びカメラを手に取り、闘いに身を投じていくその生き様を見事に表現し、現代に蘇らせます。本作は、2020年ベルリン国際映画祭で特別招待作としてワールドプレミア上映され「デップが最高の演技を披露─THE PLAYLIST」「デップが役に消える─DEADLINE」とジョニーの魂の演技に各国メディアが絶賛。プレミアの模様は日本ほか世界中のメディアで報道されました。

共演はビル・ナイ、日本から真田広之、國村隼、美波、加瀬亮、浅野忠信、岩瀬晶子など実力派キャストが集結。音楽を手掛けたのは坂本龍一。主な撮影はセルビア、モンテネグロで行われました。

ジョニー・デップ(以下ジョニー)は、本作のオファーを受ける前からW・ユージン・スミスに憧れを抱いていました、本作の主役を引き受けることは「考えるまでもないこと」だったといいます。加えて日頃から環境問題について確固としたヴィジョンを掲げてきた彼は、「MINAMATAの物語を正しく伝えたい」と切望し、自らプロデューサーにも名乗り出ました。
スミスに憧れる理由についてジョニーは、「スミスは複雑な性格の男で、数々の苦難を経験し重傷を負って孤独だった。また、ユーモアのセンスもある人で、『Wはなんの略ですか?』と聞かれると『ワンダフル』と答えていたそうだ。そんな彼が、自分をかなぐり捨てて水俣に飛び込んだ。それほど心を動かされたんだ」と語った。
また、本作のテーマの一つである「権力に真実を語る勇気」については、「人々の持つ力を絶対的に信じているんだ。組織のリーダーたちや上流階級は、本来ならみんなを助けるべき立場だ。人々は、団結すれば強くなれるといつか気づくと思う。どんな上流階級や億万長者よりも強いのは人々だ。人々には大企業の製品を買わない力や大企業の宣伝文句を聞かない力があるからね。僕が尊敬するのはユージン・スミスのような、反動を恐れることなく闘い続ける人々だよ 」と語ります。
それを表すように今回新たに解禁した場面写真では、暗室で真剣な面持ちで現像する姿、部屋で独り考え込む姿、無数の写真の中で物思いに耽る姿、暴行を受け包帯を全身に巻きながらも写真を撮る姿など孤独を抱えながらも、水俣について世界に発信しようとする姿が見て取れます。 ジョニーの長年の友人でもあるプロデューサーのサム・サルカールは、ジョニーの役作りについて「私は彼が素晴らしいキャラクターを生み出すのを見てきた。だが、本作での彼はそんな私まですっかり驚かせてくれた。ある時はシンプルに、ある時はユーモアを持って、そしてある時はむき出しの感情を溢れさせた。間違いなくユージンの魂を表現している」と手放しで絶賛。

今もまだ続く<目の前の危機>である水俣の危機に当てたスポットライトで、各国で同じ環境被害に苦しむ多くの人々を照らし出そうと決意したジョニー。「映画の持つ力をフルに活用して、この歴史は語り継がれなければならない」と映画化を熱望し、役者人生をかけて作った衝撃の感動作!

【ウィリアム・ユージン・スミス William Eugene Smith】(1918-1978)1918年12月30日、アメリカ・カンザス州ウィチタ生まれ。世界的写真家集団「マグナム・フォト」の正会員。太平洋戦争において、サイパン、沖縄、硫黄島で戦場カメラマンとして活躍。戦後は一般の人々の生活を捉えていき、「ライフ」誌で発表した「楽園へのあゆみ」、「カントリー・ドクター」、「スペインの村」、「助産師モード」などのフォト・エッセイは世界的評価を得る。52歳の時に当時の妻アイリーンと水俣市に移住。3年間水俣市に暮らしながら水俣病の問題を取材し、1975年、アイリーンとの連名による写真集「MINMATA」がアメリカで出版され、世界中で大反響を呼んだ。翌年、ロバート・キャパ賞を受賞。1977年末、死去。享年59歳。写真集「MINAMATA」がスミスの遺作となった。

監督:アンドリュー・レヴィタス 脚本:デヴィッド・ケスラー
出演:ジョニー・デップ、真田広之、國村隼、美波、加瀬亮、浅野忠信、岩瀬晶子、キャサリン・ジェンキンス and ビル・ナイ
音楽:坂本龍一
アメリカ/115分

公式サイト:longride.jp/minamata/
提供:ニューセレクト株式会社、カルチュア・パブリッシャーズ、ロングライド
配給:ロングライド、アルバトロス・フィルム

障害者ドットコムニュース編集部

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