社交不安障害、ASD、ADHDの私が明るく前向きに生きられるようになった話

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出典:Photo by Hybrid on Unsplash

私は、「社交不安障害」「ASD」「ADHD」と診断されています。これを見て、みなさんはどのような印象を受けますか?

精神障害はそれぞれ症状が異なるので、これだといい切ってしまうのは難しいですが「コミュニケーションが苦手」というイメージを持つ人が多いと思います。実際に、昔の私は人との関わりを避ける傾向があり、常に悲観的に考えていました。

しかし、現在の私は、周りにいるみなさんから「社交的、前向き」と言われています。今回は、私の考え方が大きく変わった経緯についてお話したいと思います。

小学校から大学までの話

小学校時代まで、私は活発な性格でした。しかし、中学に入ると、なぜか周りから避けられるようになり、直接悪口をいわれるようにもなりました。私はひどくショックを受け、ふさぎ込むようになったのです。

そして、中学ではほとんど1人で過ごすようになりました。非常に苦しい毎日でしたが、なんとか中学を卒業して高校に進学しました。

高校生活もまた、苦しかったです。中学時代にほとんど人と会話をしなかったので、高校に入学した後も人と関わる方法がわからず、学校に馴染めませんでした。喋り方を馬鹿にされたり、無視されたりすることもたくさんありました。

そして、高校3年のころに、過敏性腸症候群のような症状が出始めました。さらに、最後の方は提出物も出さなくなり、テストで赤点に近い点数を取るようにもなりました。

その後の進路については、親に大学進学を勧められていたのですが、前述のとおり私は非常に厳しい高校生活を送っており、何事にも興味が持てない状態だったので、私の進学先はほとんど親の勧めで決定しました。

大学は、学生生活の中で最も辛かったです。往復4時間かけて通学し、実験や大量のレポートに追われる毎日でした。次第に私は、自分の疲労具合すらわからない状態になっていきました。そのころには人格障害も発症しており、人間関係もめちゃくちゃでした。

私は大学に行かなくなり、最終的に建物から飛び降りて全身を骨折しました。これでは通学を継続できないので、休学しました。

変わりたいと思ったきっかけ

復学してしばらくすると、1人の先生が私に声を掛けてくれました。私が「毎回授業に出席してレポートも全部出しました」というと、その先生が「じゃあ単位は大丈夫!よかったね!」と笑って返してくれました。

そのとき、私はとても感動しました。人間関係で失敗してばかりだった私に笑いかけてくれたことも嬉しかったし、そこで初めて「できたことに目を向けると人が笑ってくれることがある」と学んだのです。

私が実践した方法

長い間続けてきた自己否定的な考え方をすぐに変えるのは難しいです。だから、私は前向きな考え方を強引に取り入れ始めました。心の中で「全然できていない」と思っていたとしても「今日はこれができた」と無理やり言葉にするようにしたのです。

また、人間関係で嬉しい体験をしたことで、もっと人と関わりたいと思うようになり、自分の症状の治療にも積極的に取り組みました。抗うつ剤の辛い副作用も我慢しました。抗うつ剤が効き始めると、ぼんやりすることが多くなったので、休養する時間も増えたのです。

「薬」「休養」「無理やり前向きな考え方をする」といったことを同時におこなうことで、徐々にプラス思考が身についていきました。そのころには、楽しいと感じることも増えていました。私はよく笑うようになり、また、周囲の人達も私と一緒に笑ってくれるようになったのです。

このようにして、私は明るく前向きな考え方ができるようになりました。大学卒業後の今、私は就労移行支援事業所に通っています。主に勤怠の安定や、コミュニケーションの練習を目的として通所しています。無理をせずに続けられる、自分に合った就職先を見つけることが目標です。

麦チョコ

麦チョコ

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自閉症スペクトラム障害(ASD) 精神障害 注意欠陥多動性障害(ADHD)

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