映画「アダマン号に乗って」4月28日全国公開が急遽決定!

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© TS Productions, France 3 Cinéma, Longride – 2022

パリのセーヌ川に浮かぶ水上デイケアセンターの日常へ迫ったドキュメンタリー映画「アダマン号に乗って(原題:Sur L’Adamant)」が、来たる4月28日(金)に全国公開される運びとなりました。ベルリン国際映画祭で金熊賞を受賞したこの映画は、ニコラ・フィリベール監督の熱意と国内外の反響に応え、予定を大きく早めて日本での上映が決まりました。

今年の金熊賞に輝いた作品がやってくる!

「アダマン号に乗って」は、現代ドキュメンタリー映画の巨匠と名高いニコラ・フィリベール監督による映画作品です。監督と20年来の付き合いがある配給会社ロングライトとのタッグは「人生、ただいま修行中」(2018)以来5年ぶりとなり、日仏共同制作の映画となります。

本作品は、2月に開かれた第73回ベルリン国際映画祭コンペティション部門にて最高賞である「金熊賞」を受賞しました。受賞理由として「人間的なものを映画的に、深いレベルで表現している」などの賞賛を受けています。

「パリ、セーヌ川に浮かぶ船のデイケアセンター。今日もここにはいろんな人たちがやってきます」
舞台は、パリの中心地・セーヌ川に浮かぶ木造建築の船を施設とした、ユニークなデイケアセンター「アダマン号」。利用者もスタッフも区別なく、誰にとっても生き生きとしていて魅力的なこの場所を、監督は「奇跡」と形容します。そして本作でもニコラ監督は、ここにやってくる人たちに寄り添い、優しい眼差しで捉え見つめ続けました。

公開されたビジュアルでは、「いろんな人たちがやってきます」の通り、絵画を制作したり、ダンスを踊ったり、ピアノを弾いたり、様々な人々の姿が映し出されています。

当初、日本での公開は来年の春ごろを予定していました。そこにニコラ監督の「日本の観客にいち早く届けたい」という強い思いと、金熊賞受賞後の国内外のメディアや映画ファンからの大きな反響を受け、今年の4月28日と時期を大幅に早めた公開が急遽決まった運びとなります。

「アダマン号に乗って」は、4月28日(金)ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館など、全国の劇場で公開されます。

障害者ドットコムニュース編集部

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