発達障がい〜神からの贈り物〜

column6月号 AIはどこまで私たちの困りごとを助けられるのだろう?(『発達障がい~神からの贈り物~』第115回)

発達障害

UnsplashJonatan Pieが撮影した写真のJonatan Pieが撮影したイラスト素材


『発達障がい ~神からの贈り物~』 第115回 <毎月10日連載>

私は自助会というものを10年以上主催している。この自助会にも時代の流れのようなものがあり、コロナ禍の時代にオンラインでの自助会が増え、それまでのオフラインの自助会に参加する人がコロナ禍が過ぎた後も回復しなくなったように見受けられる。そして最近ではオンライン自助会も参加者が集まりにくいように思われる。そしてその要因の多くをAI (人工知能)が占めているように感じられる。

私自身も時々英会話の練習相手をAI に頼んでいる。自身の好きな時間でほぼ無料で、そして私が望むどんな話題にだって対応してくれる。本当にありがたい存在と言える

すでに今の若者の多くは友人にさえ話せない悩みをAI と共有するのが当たり前になっているらしい。これまで自助会に参加していた人たちも一定数がAI を積極的に利用していると考える方が妥当かもしれない。

さて、ではそのAI はどこまで私たちの困りごとに寄り添ってくれるのだろう?

私自身はオフライン自助会にもオンライン自助会にもAI にもそれぞれに長短があり、そういう意味でAI の長所は存分に活かした方が良いと考えている。ではどんなところが長所なのか?私個人が考える最大の長所は可視化だと考えている。例えば、スケジュール管理や優先順位の決定、短期記憶の補助、その他福祉サービスなどについて聞いてみるのも良いかもしれない

つまり、AI の強みは明確な一般的な方法論ではないだろうか?

一方で私が考えるAI の現時点での短所は人間関係や感情の問題や拘りが引き起こす問題のように思える。これらは個人個人によって心の中身が違うのでその個人個人にカスタマイズできるのはまだまだ先になるような気がする。そもそも人に相談してみることが人間関係の最上のトレーニングのように思えるのだがどうでしょう?プールに一切入らずに知識だけで水泳をしようとするのと同じだと思えるのだが。

以上は私個人の意見なので参考程度と考えていただきたい。また、技術は日に日に進歩するので数ヵ月後には全く違う状況になっているかもしれない。その辺りもご考慮ください。

さて最後になりましたが、このたび障がい者ドットコムのオンラインイベントに出演させていただくこととなりました。拙いながら約10年に渡り綴ってきたコラムですがたいへんに多くの方に読んで頂けているとのこと、ありがとうございます。ぜひこちらのイベントでお会いできることを楽しみにしております。皆さまの率直な意見を伺い、またAI とは違ったコミュニケーションの場としても活用できれば幸いです。詳しくは障がい者ドットコムHPにてお願いいたします。

より多くの皆さまとお会いできることを心待ちにしております。


公式ブログ https://ameblo.jp/suzie-net


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Kei(ケイ)スズキ

Kei(ケイ)スズキ

★個人学習塾えるすた講師
★いずみハッタツ友の会代表、高知大学農学部卒
★過去職歴:放送ディレクター、スタジオ・ミュージシャン、カメラマン、道化師、学習塾経営、Webプログラマーなど
★10年の鬱の後に発達障害の診断を受ける。現在はピアカウンセリングサポートにも積極的に関わる。自称『人生を楽しむパイオニア』
公式ブログ https://ameblo.jp/suzie-net

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