しんどい心をゆるめる読書録#10~『あなたを疲れから救う休養学』
暮らし
こんにちは、かのんです。
今回は『しんどい心をゆるめる読書録』第10回となります。
統合失調症の当事者の1人として、本を読んでどう思ったのか、感想を書いていこうと思います。
今回読んだのはこちら、『あなたを疲れから救う休養学』になります。
この本は書店で見かけて気になって買っていたのですが、私自身が最近、特に去年の年末から色々とすることが増えて、疲れ切っていたせいもあります。
この本のタイトルにある『休養学』に惹かれて、今回こちらをご紹介できればと思いました。
この本は第5章から成っていて、本の帯にも『休むこと=寝ることではありません。』と、気になる文言が書かれています。
第1章では、なんと現代の日本人の8割が『疲れている、慢性的に疲れている』というデータがあるようで、1999年の時は約6割の日本人が『疲れている、慢性的に疲れている』に対して、現代では2割も増しているようです。
私自身40代ですが、『日本人は働きすぎ』や『働きバチ』という言葉を耳にしたこともありますし、『休まないのが美徳』という事が根付いているという事は、なんとなく体感で理解できます。
とにもかくにも、働きすぎる日本人。
私も就労に就く前に、家族の働きぶりを観ていましたが、朝から晩まで、しっかり勤務するという家庭に育ったので、母以外の家族と話をしようにも、夜の時間のほんの数分くらいしか話す時間が取れませんでした。
そして仕事に関しては、朝、昼だけでなく、夜勤で働いている方も沢山いらっしゃいますし、仕事だけが働くことではなく、家事や育児、介護に渡るまで、働き方というのは人それぞれだと思いますが、やっぱり真面目にしっかり働いている方が多いのではないかなというイメージがあります。
第1章ではデジタル機器からの疲労のお話もありますし、アスリートには休憩をとることを教えてくれるトレーナーがいますが、ビジネスパーソンにはいつ休めばいいか教えてくれるトレーナーはいないので、自分自身で認識することの必要性があるんだなあと、知れたりもしました。
本当に、近年ではPC、スマホ当たり前。みたいになっていますし、デジタル社会で、デジタル機器を使えば使うほど便利になりましたが、その分、昔とは違う質の疲労もたまるようになってきたんだろうなあと、うかがい知れることが出来ますね。
第2章では私が特に気になっていた、ストレスの事や自律神経の事、免疫の事を分かりやすく丁寧に説明してくださいます。
自律神経には交感神経(緊張・興奮すると優位になる)と、副交感神経(リラックスすると優位になる)がありますが、私はよく時間帯によって緊張して体がこわばることがあるので(交感神経がオンになっていると思うので)、そんなときは、息を吐き切って、鼻から4秒息を吸って、そしてまた口から吐くという方法で、意識的に副交感神経を呼び寄せる方法を試しています。
第3章では活力について教えてくれ、7タイプの休養の仕方を教えてくれます。7タイプの休養の仕方をそれを複合的にするのがいいそうです。
私の場合、『心理的休養その3「造形・想像タイプ」』をやっていました。趣味で描いているイラストがそれにあたります。私の場合だと、例えばいつもは家で描いているイラストを、場所を変えて外で描いてみたり、もいい休養の取り方につながるということが分かりました。
そして第4章で睡眠の事。第5章で新しい「休み方」についてお話してくださいます。
第5章を読んで、疲れる前に休んでおくというのは、その通りだと思いました。
一週間の予定を観て、今週はこの曜日が大変そうだと、あらかじめ分かっていれば、その前に休んでおく、というのは、すぐにでも取り入れることができるなと思ったので、手帳を観ながら、1週間の予定や、1か月の予定などを把握しておくことも大切だなと知りました。
今回私は、この『休養学』の本を読んで、休養に活力というサイクルも取り入れるという新しい知識を手に入れることが出来ましたし、いかにして疲労を取り、基礎体力を上げていくか、とても勉強になりました。
それではまた次回もよろしくお願いします。
参考文献
『あなたを疲れから救う休養学』
著者 片野秀樹
発行者 田北浩章
発行 東洋経済新報社
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