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不眠症で眠れなくてツライ人は多いのではないでしょうか。今回は、不眠症メカニズムと安眠法についてお伝えします。

不眠症のタイプ

不眠症には大きく次の4つに分類されます。

①入眠困難
床についてもなかなか（30分～1時間以上）眠りにつけない。

②中途覚醒
いったん眠りについても、翌朝起床するまでの間、夜中に何度も目が覚める。

③早朝覚醒
希望する時刻、あるいは通常の2時間以上前に目が覚め、その後眠れない

④熟睡障害
眠りが浅く、睡眠時間のわりに熟睡した感じが得られない。

上記の4つについては、複数の症状が発生することもあります。

不眠症を引き起こす主な原因

では次になぜ不眠症になってしまうか原因を説明したいと思います。

①環境要因
時差がある場所、枕が変わる、また暑さや騒音、明るさなどの影響など

②身体要因
年齢、性差、頻尿、痛み、かゆみなど

③心の要因
悩みやイライラ、極度の緊張からの精神的ストレス、睡眠に対するこだわりなど

④生活習慣要因
アルコール、ニコチン、カフェインの摂取、薬の副作用、運動不足など

不眠の改善法

不眠症の改善法を紹介します。（個人差がございます。全く効果がない場合は医療機関にて受診することをお勧めします。）

①朝日を浴びる
②昼間光を浴びて活動する
③夜は暗い所で過ごす
④規則的な食事を取る
⑤規則正しい睡眠
⑥パソコンや携帯電話は寝る前には使わない。画面が明るいので眠れなくなります。
⑦カフェイン・アルコール（飲酒）を控える

これらは基本的な事なので、ほぼこれを守ることで改善されます。ただし、ストレスが大きい場合などは、改善しない場合もありますので、クリニック受診することを強くお勧めします。

私も実は昔は酷い不眠症に悩まされておりました。現在は不規則なことをした時に軽い不眠症に陥りますが、上記の事を守っていれば全然平気になりました。不眠症の方の参考になれば嬉しく思います。これで効果がない方は繰り返しになりますが、クリニックを受診されることをお勧めします。

参考文献

睡眠衛生の基本
http://www.suimin.net/step3/hygiene/

睡眠障害の原因
http://www.suimin.net/step1/cause/