睡眠障害で困っていませんか?睡眠改善に有効な2つのこと

睡眠障害

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みなさんは「眠れない」や「寝すぎてしまう」といった睡眠の乱れで困っていませんか?こういった睡眠の問題が続くことを「睡眠障害」といいます。睡眠障害と聞くと、一般的には「不眠症」が有名ですが他にも様々な種類があります。

ここでは「睡眠障害」の原因、種類、そして治療法について解説します。

睡眠障害の原因

睡眠障害を発症する主な原因は次の5つです。

①仕事上の問題や家族の死などのストレス
②外傷の痛みや喘息など身体的要因
③うつ病などの精神的要因
④服用している薬
⑤生活リズムの変化

この他にも、タバコやアルコールが原因で発症することもあります。

睡眠障害の種類

睡眠障害には主な種類は次の3つです。

①不眠症
日本人の約20%発症している病気であるといわれており、高年齢ほどその数は多くなります。具体的な症状としては「なかなか眠つけない」「夜中に何度も目覚める」「一度目が覚めると眠れなくなる」眠りが浅い」「疲れが取れない」が挙げられます。

②過眠症
日常生活において強い眠気を感じ、起きていることが困難になる病気です。若年齢に発症することが多いです。

③睡眠呼吸障害
睡眠中に異常な呼吸をしてしまう病気です。30〜60歳程の中年期の人に多く、睡眠中に呼吸が何度も止まることもあります。また、常に眠気があるなどの症状もあります。睡眠時無呼吸症候群もこれに該当します。

睡眠障害の治療法

「睡眠障害」には薬物治療と睡眠習慣の改善が有効とされています。

①薬物治療
睡眠薬、抗うつ薬、抗不安薬、抗精神病薬などによる治療です。「睡眠障害」の種類や症状によって薬を使い分けます。注意点としては離脱症状が発生することあるため、服用を中止するさいは必ず医師と相談してください。

②睡眠習慣の改善
生活習慣を改善し、正しい睡眠サイクルを作ることも大切です。しかし、無理に寝ようとすると不安や焦りなどから眠れなくなってしまいます。就床時刻にこだわりすぎず眠くなってから床につくことも1つの方法です。また、年齢を重ねるにつれ睡眠時間は変わっていきます。年齢に合った睡眠時間の設定をしましょう。

睡眠障害に悩んでいる人は多いです。もし眠れない状態が続いている場合は自分の力だけで治そうとせず、専門医に診てもらい適切な治療を受けることが大切です。

障害者ドットコムニュース編集部

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