色鉛筆を楽しみ、うつなどの精神疾患のストレスを解消しよう

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出典:https://www.photo-ac.com

小学生の時に色鉛筆を使っていた方は多いと思います。色鉛筆はとても手軽な画材で、リラックス効果やストレス解消効果で注目されている大人の塗り絵やお絵かきを始めるのにも最適です。しばらくお絵かきから離れていた方も、久しぶりに色鉛筆を手に取って、心を癒してみませんか。

色鉛筆の魅力

少し前から私は色鉛筆にはまっています。書店でとても美麗な色鉛筆画の本に出会ったのがきっかけで、その後塗り絵や色んな技法書にも手を出しています。パソコンで描くデジタル画も楽しいのですが、紙のざらざらした感触を確かめながら無心に色を塗っていく工程には、アナログ作業ならではの楽しさがあります。
色鉛筆の良い所は他に道具を必要とせず、気軽にお絵かきできることです。作業場所を汚すこともありません。特色としては細かい描写に向いており、柔らかく暖かなタッチの表現が得意ですが、寝かせて広い範囲を塗ったり、しっかりと書き込むことで力強い描写も可能です。

色鉛筆の選び方

手始めはお手持ちの色鉛筆のご使用でも問題ないでしょう。色鉛筆は基本的に劣化しにくい画材ですので、少々古いものでも大丈夫です。それに満足できなくなったりもう少し本格的に取り組んでみたい方には、36色程度のセットから始め、必要に応じて色を買い足していくという方法が一般的です。いきなり多色のセットを入手するのも楽しいのですが、初心者には色の差がわかりにくかったり、全く使わない色が出てきてしまったりすることもあります。
また色鉛筆には大きく分けて、普通に使われる油性色鉛筆と水でぼかすことのできる水彩色鉛筆の2種類があります。水彩色鉛筆には癖があると感じる方もいらっしゃるので、初めての方は油性色鉛筆の方が無難かもしれません。

色鉛筆での塗り方

とりあえず好きなように塗って楽しんでみても良いですが、基本的な塗り方を身につけると更に高度な表現が可能になります。色鉛筆の使い方のポイントは筆圧のコントロールにあります。手の力を抜き、薄く塗っては重ねることを繰り返して着色していくのが基本です。濃い色に塗る場合もいきなり強い筆圧で塗るのではなく、薄い色を何度も重ねて色を濃くしていきます。この方法を使うと、色鉛筆が得意とする美しい混色表現ができます。また塗る順番としては明るい色や薄い色を先に塗り、暗い色や濃い色は後から塗ると色が濁りません。上達のコツはとにかく沢山描いたり塗ったりして経験を重ねることと、他の方の作品を見ることです。書店では様々な技法書が販売されており、ネットで作品を公開している方も大勢いらっしゃいます。素晴らしい作品を見ると非常にモチベーションが上がりますので、ぜひいろんな方の作品をご覧になられることをお勧めします。

一時期私は「上手に描かねばならない」というプレッシャーで絵が全く描けなくなりました。今色鉛筆で誰に見せるでもない塗り絵やお絵かきをしていると、そんな心がほぐされ、純粋に「楽しんで描く」感覚が戻りつつある気がします。技法の事なども書きましたが、何より「楽しむ」ことを最優先に、色鉛筆の奥深い世界を味わってみて下さい。

nekotamaki

nekotamaki

20代から鬱病を経験し、アラフォーになってからつい半年前にADHDと診断される。不注意、衝動性の特性があり、時間やタスクの管理が苦手。これまでにDTP職、事務職を経て、現在人生リスタート中。共に暮らす2羽のインコと趣味の手芸に癒されて日々を送っている。

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