不安と上手く付き合うには?~不安は誰もが持っている

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出典:https://www.photo-ac.com


現代人につきものの不安。仕事で忙しい時、周りの人とトラブルになりそうな時、見えない未来を考えた時...。不安は、自分自身が安全を確認できない状況で感じるものです。そんな時、私たちの体の中で、どんなことが起こっているのでしょうか。

不安を感じやすい人、感じにくい人



人には様々な個性があります。その中で不安を感じやすい因子を持つ人も多くいるものです。性格では、慎重な人、心配しやすい人、が当てはまるとされています。元気で明るい人、が良いとされている世の中ですが、慎重、心配性であることは個性として決して悪い事ではありません。真面目だと評価を受けることもあるのです。


不安を感じて、私たちがとる行動



不安を感じた時、様々な行動に出ることがあります。

・攻撃的になり、イライラしてばかりいる。
・落ち着きがなくなる。
・動悸などの身体症状。体の調子が悪くなる。
・様々な依存症になる。(アルコール、タバコ、過食、自傷行動)
・引きこもりになる。

誰でもありそうなものもあるのですが、不安は強く感じすぎると、様々な依存症を引き起こしてしまいます。何かに依存することは、不安を解決することになりません。むしろ依存症になってしまい悪循環になり、更に不安を増大していくことに繋がってしまいます。私も過食をした後、外の目が気になってしまい外に出たくなくなってしまった事があります。


健康的な生活を心がけよう



不安とうまく付き合うには、自身が意識し、健康的な生活を送ると良いでしょう。まずは、規則正しい生活を送ることが大切です。

・睡眠をとる、早めに眠る。
・タバコとカフェインを控える。お酒を飲み過ぎない。
・適度に運動する。
・食事に気を付ける。

太陽と生活することは脳に刺激を与えるので、うつを防ぐことに繋がります。女性はホルモンバランスを考えて、月経前には無理をしないようにしましょう。発達障害のある人は、月経前に特に不安定になると言われています。

また不安が自分を襲った時、まただ、と自分の中で意識することも大切です。不安を認知することによって、コントロールし、きちんと対処する感覚を身に付けられると良いでしょう。


参考文献
水島弘子著『正しく知る不安障害 ~不安を理解し怖れを手放す~(ぐっと身近に人がわかる)』技術評論社/2010年

mari

mari

30代前半の女性。
18歳の時進学と共に関西から上京。
体調不良で昨年関西に戻ることになりました。
就職を目標に現在就労移行支援事業所に通っております!
趣味は本屋とカフェ巡り、イラストが好きで、気持ちだけは元気。

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