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スポーツ 2018.12.3

うつ病とマラソン②

うつ病とマラソン②

unsplash-logoCurtis MacNewton

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前回は、ランニングに至るまでの経緯をお伝えしました。今回はマラソン大会出場までの経緯と、そこから得たものについてお話します。

ランニングを取り入れる

2日に1回、5kmを無理なく3ヶ月間続けられるようになったわたしは、ランニングを取り入れることにしました。ランニングも最初から飛ばし過ぎず、短い距離から無理なく、を意識して行いました。最初に1kmを走れたときはとても嬉しかったことを覚えています。ウォーキングを続けてきてよかった、と思いました。そこからどんどんと距離を伸ばし、どうせやるなら、マラソン大会に出場してみようと思い立ち、まずは短い距離の5kmマラソンにチャレンジしてみることにしました。

5kmマラソン

マラソン大会に出場する日がやってきたわたしに不安はなく、どちらかというとわくわくでいっぱいでした。マラソン大会は自分ひとりではなく、他にも大勢の方が出場されています。ですので、自然とモチベーションも上がり、完走したいという気持ちも強くなってきました。そして、いよいよスタートの合図が鳴り響き、自分の可能性を試す時です。走っている最中、ずっと自分を励まし続けてくれた歌を聴きながら、これまでのことを思い出していました。辛かったこと、それでも乗り越えられてきたこと。心から思うのは、母のことでした。そんなことを考えている最中に、あっという間に5kmは過ぎ、わたしは無事完走することができました。どこからともなく湧いてくる達成感がわたしの体を駆け巡り、それは次第に自分の自信へと変わっていきます。わたしにもできる、走ることがわたしを前に進めてくれました。

10kmマラソン

5kmを走り終えたわたしは、もう一度あの達成感を味わいたいという衝動に駆られ、2ヶ月後にある10kmマラソンに、すぐエントリーしました。この目標を達成したら、就労移行支援事業所に通って就職活動をしよう、そう心に決めて挑みました。そして、2ヶ月間の練習を経て、無事10km完走することができました。観に来てくれていた母は、わたしが走り終えたあと、泣いていました。めったに涙を見せない母が、見せてくれた涙。わたしは母の心を動かせただけで、今日まで走ってきてよかったなと思いました。

マラソンが教えてくれたこと

わたしは10kmマラソンの完走を経て、目標通り、今年の1月から就労移行支援に通い始めました。そして現在は就職活動中です。今のわたしがあるのは、母の支えとマラソンがあったから、と言っても過言ではありません。この経験は、わたしの中ではお守りのようなもので、辛いことがあったとしても、あのとき乗り越えられたから自分にもきっとできる、という風に考えられるようになりました。その他にも、物事を長い目で見られるようになったり、自信がついたりと、マラソンは生き方にも繋がってきます。何をしたらいいのか分からない、と悩んでいる方はぜひマラソンから始めてみてはいかがでしょうか?その先には、新しい世界が広がっているかもしれません。

ライタープロフィール
まんた
まんた

病名:うつ病
年齢:20代女性
趣味:ヨガ、歌う、ウォーキング
現在は就労移行支援事業所で就職活動中。

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