事業所様ログインはこちら

障害者ドットコム

 >  > 不眠症も引きこもりもコミュニケーション障害も、全てを解決する魔法を紹介しよう!!(『発達障がい~神からの贈り物~』第20回)
発達障がい〜神からの贈り物〜,連載コラム 2018.7.10

不眠症も引きこもりもコミュニケーション障害も、全てを解決する魔法を紹介しよう!!(『発達障がい~神からの贈り物~』第20回)

不眠症も引きこもりもコミュニケーション障害も、全てを解決する魔法を紹介しよう!!(『発達障がい~神からの贈り物~』第20回)
『発達障がい ~神からの贈り物~』 第20回 <毎月10日連載>

私は時々、忘れない程度に道化師の仕事をしている。私自身のマインドは常に道化師なのでさほど変わることがないが、その分だけ仕事への意欲が維持できなく、仕事量は減少気味かもしれない。まあ、毎日が楽しいので特段問題ではないが…。

さてさて、道化師と言えば皆を笑わせて常に明るい雰囲気を作る人と言う認識が強いかもしれないが、やっているほうは結構つらいものなんです。道化仲間の話は常に人にウケる難しさ、そう、人を笑わせるってとても難しいことなんです。

しかし、私自身はこのことに苦しんだ記憶がない。道化を目指した段階から。しかしウケる。自分で言うのもなんだが、何故こんなにウケるのか自分でも解らないほどウケる。時々自分を天才かと思ってしまうほど。しかし、実は私自身は全くウケようと思っていないんです。全く逆で、人を笑わせようとせずに自分が笑おうと思っている、常に。だから全然ウケなくって良いんです。シーンと静まり返っている中で自分ひとりが笑っている、そんな状況のほうが私は楽しい。なのに私が笑うとつられて周りも笑ってしまう。別に悪くないが、一人で笑ってやろうとしているのになかなかそうさせてくれない。

人生とは裏腹なもの、私は良くそう述べます。 人前で格好良く振る舞おうとか、威厳を見せつけようとか、お洒落でいようとか、そんな風に思えば思うほど周りから失笑を買ってしまう。なのに笑わそうとすれば笑ってくれない。人生そんなものです。だから私は人を笑わせようとしない。私自身が楽しんでいればそれでよい。そう思うと自然に周りが笑顔に包まれる。

実は、このことは私の長い鬱人生から学んだことなんです。だから道化を目指した段階で既に私の心の中にこの考えが落とし込まれていた。パントマイムやジャグリング、ステージパフォーマンスの約束事などを学んだだけで、道化マインドはその頃に私の中に宿っていました。では鬱人生から何をどう学んだのか?答えから言えば実に簡単です。

『外に出なければいけないと思うほど引きこもってしまう。』

このことにある日気づいたんです。そこから試行錯誤して1アレンジ、それは上記の逆説で『外に出てはいけないと思うと引きこもれなくなるのでは?』と言う考え方でした。実践してその日から全く別世界が見えだした。家から出てはいけないと自分に言い聞かせれば言い聞かせるほど外に出たい気持ちが渦巻いてくる。もう何でもいいから家から出てしまえ、そんな風になっていく。

これは睡眠障害にも効果的でした。今でも次の日の朝が早いときなど、いつもより早く就寝する際に良く使っています。部屋を暗くしてベッドに横たわり、そこから寝ようとするのではなくできるだけ長い時間、目を閉じたまま起き続けようとする、すると気づかない間に朝、ぐっすり眠れていないときもあるが、しっかり睡眠は取れている。

これは後に解ったことであるが、自己否定な人はどんなことにも否定的な行動を無意識に起こしてしまう。つまり寝ようとするほどに眠れない、引きこもっていはいけないと思うほどに引きこもる、人前で格好良く振る舞おうと思うほど失敗してしまう。自己否定についてはこれまでも説明してきたと思うのでここでは省きますが、結果的には『しなければいけない』という気持ちが強くなればなるほどできなくなってしまう。だからこれを逆にしてしまえば簡単、ってことにあるときに気づいちゃったんです。

発達障害ではコミュニケーションに悩む人が多いです。私も学生期はそうでした。いやいや、30後半までずっとそれで悩み続けました。しかし、人前で立派でいようなんて気持ちを捨てたその日から、まさに人生の裏腹、やがては『立派』なんていわれることも増えてしまった。実はそんな言葉は今は欲しくないんですよ。自分が笑ってられればいい。馬鹿にされたっていい、いやいや、馬鹿にさせようとすればするほど周りから持ち上げられてしまう。

この方法は上記以外でも様々なところで使えます。スポーツでもきっとそう。イプスもきっと原因は一緒だと思う。吃音とか社会不安とか、きっと全てに利用できると思う。

ただし、最後に一言付け加えておきます。それは自己肯定というものをそこからしっかり学んでくださいね。でないと余計に酷いことになるかもしれません。それについては説明しません。自分で学んでください。でないと意味がないから。

今日はいつもと違う切り口で話しましたがいかがでしょう?あまり方法論を好まない私ですが、たまにはこういうのもいいかも、という考えが浮かびました。

ライタープロフィール
Kei スズキ
Kei スズキ

1969年大阪府泉大津市出身 高知大学農学部卒
ディレクター、スタジオ・ミュージシャン、道化師、学習塾経営など仕事は長続きしないながらも様々な分野に挑戦、一方で離婚を経験したことから10年の欝を経験。そののち2013年に発達障害の診断を受ける。現在はさかいハッタツ友の会の自助活動を中心に、自身の経験を活かし、発達障害者の生きがいや生き方についての啓発活動を行う。

  • HSPと、ともに。
  • 発達障がい〜神からの贈り物〜
  • セコラム!〜伴走者の立場から障害福祉を考えてみる〜
  • 佐久間勇人の2018年自由日記
障害福祉サービス事業所を探す
ページの先頭へ