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発達障がい〜神からの贈り物〜,連載コラム 2019.3.10

原因がわかれば対策は簡単、私の冬鬱との別れ(『発達障がい~神からの贈り物~』第28回)

原因がわかれば対策は簡単、私の冬鬱との別れ(『発達障がい~神からの贈り物~』第28回)
『発達障がい ~神からの贈り物~』 第28回 <毎月10日連載>

2019年の春は例年にない早さですね。2月下旬からの陽気に包まれて、今年の桜はきっと例年より早く咲くのではないでしょうか?

さてさて、今回のコラムの内容は、この春の陽気の中、なんともなんともタイミング悪く、冬鬱撃退のお話し。もっと寒い時期にするつもりだったのですが、私の頭が冴えまくってついつい他の内容に先を越されてしまいました。まことに申し訳ない。

私の発達障害が見つかったそれ以前のおよそ10年を私は鬱とともに過ごしました。発達障害が見つかったころから気づけば鬱が溶けていたのですが、冬鬱はその後も2シーズンほど残りました。今シーズンは本当に寒いと思った夜はたったの1日だけ。もはや冬鬱の記憶も消えつつあり、その前に皆さんにお話ししておいたほうが良いと前々から考えていました。

私が鬱から抜けたのは認知行動療法という手法だと思われます。それもその後に知った言葉で、ひたすら心の中の悩みや苦しみ、葛藤というものがどこから来るのかを探し続けました。答えがわかると簡単なもので対策すら必要ないものも多くあります。ここらあたりもゆっくり解説しないと伝わりつらいものでしょうが、本1冊以上の内容になると思われるので先を急ぎます。

私の冬鬱への対策も『なぜ冬になると落ち込むのか』を徹底的に解き続けました。そしてある時、寒さがもたらす怖さと寂しさの存在を悟りました。寒くなると身体が強張りませんか?寒さの苦手な人は腰あたりにぐっと力を入れて体を緊張させることがしばしばあると思われます。私も冬場は常に体が強張り、肩や背中が張りっぱなしになるのが当たり前でした。

この身体の強張り、これは子供のころ、先生や親に叱られそうになった時にとっさにとった行動と似ていませんか?そう、私は寒さから来る身体の強張りと、誰かから責められる際の強張りを頭の中で錯覚していたようでした。

なので、それ依頼、寒さで身体が強張っても、「大丈夫、寒いだけで怖がる必要はない」と自分に言い聞かせるだけで身体の強張りはほとんど収まりました。今日では寒さで身体が強張る事さえなくなりつつあります。

そして同じように、寒さを寂しさと誤認識していた自分も発見しました。人間関係が冷めるなんて表現をしたりしますが、仲の良くない人との人間関係は冷たく感じるものです。寒さ=冷たさ、も冬の物理的な寒さと人間関係の冷たさの違いをしっかり認知し、自分自身に言い聞かせてあげるとその後全く問題にならなくなりました。

私が行った冬鬱対策は上記の2点、たったこれだけ。もちろん寒さは苦手です。しかし、苦手なだけで怖くも寂しくもない。だから落ち込む必要がない。

そして、その気づきの次のシーズンから体幹のトレーニングが始まり、それに伴い体温が上昇し、寒さ自体を感じにくくなりました。今朝も6時半の時点で36.8度。日中は37度を超える日も。これが私の平熱なんです。それ以前は36度に満たないことも多かったのに。

体幹との向き合いは、発達障害者の多くが体感が弱く、その原因が幼少期の原始反射の残存の影響であることが昨今話題となってきていますが、これがきっかけでした。体幹との向き合いで、様々な原始反射が統合され、きっと私の生き辛さを大きく改善していると思われます。また、先ほど話したように、体温の上昇は冬鬱だけでなく、癌予防に最も効果的で危険性が低いとも言われています。このあたりの体幹のことはまた改めて述べるつもりなのでお楽しみに。

今回は本当にタイミングの悪いコラムで申し訳ありません。巷では既に花粉症のマスクが急増中ですね。因みに体温上昇でアレルギー体質も大きく改善される事例も多いようなので、いろいろお試しください。

それでは、次は新年度に、またお会いしましょう。

ライタープロフィール
Kei スズキ
Kei スズキ

1969年大阪府泉大津市出身 高知大学農学部卒
ディレクター、スタジオ・ミュージシャン、道化師、学習塾経営など仕事は長続きしないながらも様々な分野に挑戦、一方で離婚を経験したことから10年の欝を経験。そののち2013年に発達障害の診断を受ける。現在はさかいハッタツ友の会の自助活動を中心に、自身の経験を活かし、発達障害者の生きがいや生き方についての啓発活動を行う。

  • HSPと、ともに。
  • 発達障がい〜神からの贈り物〜
  • 生きる!生きる!心の叫び
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