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精神科への入院〜回復と退屈

精神科への入院〜回復と退屈

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入院当初は何もせず、ぼーっと過ごしていました。看護師さんが、次は検温、次は食事、次はお風呂、次はお薬など、随時声をかけていただけるので、安心して次々とこなしているだけで1日がすぎていきました。そのうちにスケジュールも把握し、少しずつですが元気も出てきました。すると、他に何かやることがないかなという気持ちに変わってきました。

自由時間の使い方

自分で買いにでられないので、家族との面会のたびにリクエストをして、差し入れてもらってました。まず、ボールペンを差し入れてもらい、食事を選ぶ選択用紙の記入に使いました。そして、思い浮かぶ事や、先生に聞いてもらいたい事を、裏紙を使って書き出し、診察の時に先生に見てもらっていました。次に、色えんぴつと塗り絵を差し入れてもらいました。塗り絵は未就学児用で絵が大きかったので、すぐに塗り終わりました。他の患者さんが、看護師さんにえんぴつを削ってもらっていたのを見かけたので、私もお願いして削ってもらいました。次に、折り紙を差し入れてもらいました。鶴の折り方も覚えてなかったので、折り紙の袋に記載されている折り方を見て、折っていましたが、30個ぐらい作ったらあきてきました。看護師さんに相談して、病院のレクリエーション用の折り紙の本を見せてもらったのですが、私には難しくて作れませんでした。未就学児でも出来るくらいの簡単な本が欲しかったですが、本人でないと難しさ加減がわからないと思ったので、折ることをやめました。次に、雑誌のクロスワードを差し入れてもらいました。私の場合知識が追いつかなくて、雑誌の半分ほどで行き詰りました。もう一冊差し入れてもらいましたが、同じく半分ほどで終わりました。家族に相談して、病院内のコンビニに行ってもらったのですが、他は売ってませんでした。そしたら、書店でまちがいさがしと点つなぎの雑誌を買って、差し入れてくれました。私の場合、点つなぎが合っていました。ひたすら番号と番号をつないでいくと絵が浮かび上がりました。色えんぴつで絵を塗っていきました。無心になって作業ができるのがよかったです。追加で別のてんつなぎの雑誌を差し入れてもらいました。ナンプレも差し入れてもらいましたが、私には難しく、途中でやめてしまいました。ほかにも、他の患者さんがナースステーションで爪切りを借りているのを見かけたので、自分も借りて切って、時間を使っていました。贅沢な悩みなのですが、回復してくると、安静にしていて何もすることがないことが、こんなにたいくつで大変なのだなと思いました。そんな中、病院のレクリエーションで、12月のクリスマスの飾りつけを作りませんかとの話がありました。何かすることがあることが嬉しくて、喜んで参加しました。また、1月には書初めの時間もあり、おのおの好きな字を筆で書いて廊下にかざっていました。とてもありがたいことだなと思いました。

病院食

病院内は冷暖房完備で、変化のない時間がすぎていきます。そんな中の楽しみは、毎日のご飯でした。私のいた病院の場合ですが、朝食のパンの種類が毎日変わりました。昼食と夕食の献立も、お肉や魚など被らないで用意されていて、次は何かなと楽しみになっていました。12月25日の夕食はクリスマスメニューで、ケーキがついていました。しかし、入院されている方の中には糖尿病の方もいて別メニューになっていることを知りましたので、食事のメニュ—を話題にするのは避けました。

外泊

外泊の許可がおりて、年末年始は家に帰ることになりました。おおげさですが、ひさしぶりに外の世界に出て、無事に帰れるだろうかと思いました。実は、入院する前の自分は、人込みで気分が悪くなったことがきっかけで、電車に乗るのが怖くなり、電車に乗れない日々をすごしていました。病院へは救急車でやって来たので、家までは電車かタクシーで帰ることになりました。家族と相談して、電車にトライしてみることにしました。無事に家に帰りつき、電車を克服できたことにとても喜びました。お正月を家ですごし、そしてまた、病院へと帰っていきました。

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ライタープロフィール
うみ
うみ

40代女性。30代の時に精神科に入院。趣味はテレビ鑑賞。園芸。ベランダの鉢植えに色んな種や苗を植えました。ゴーヤやキュウリ、ミニトマトなど、野菜にも挑戦しました。なかなか芽が出ないこともありますが、色んな種から様々な形の葉が出てきて、それぞれ個性的があるのだなと、実感しています。

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