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障害のある人たちが障害者雇用において求めること

障害のある人たちが障害者雇用において求めること

出典:https://kaboompics.com

現在、就労支援事業所に通う4人で障害者雇用における企業や社会に対する要望・希望を出し合いました。2人はADHD(注意欠陥・多動性障害)、1人はうつ病、1人は自閉症の障害を持っています。

Sさん:自分の特性に合った仕事であることがまず重要。そのためには自分の障害特性がどういったものなのかを理解しておきたいと思っています。どういった環境で、どのような雰囲気であれば良いコンディションで働けるかを仕事探しでは重視しています。また、障害に対して理解、配慮を示してもらえる会社であるかという点は給料よりも重要です。

Hさん:もちろん仕事が自分に合っているかどうかは重要ですよね。それと通勤圏内かどうかも見ています。オープン(障害開示)で就職活動をするので障害を受け入れてくれるかどうかが大事。一方で、今の自分がどれだけ仕事をこなせるかは不安に思っています。(障害者雇用では)給料は相場が月16万円程度ですが、自分の年齢を考えると仕方がないとも感じています。

Yさん:私は人材紹介サイトで求人をよく見ています。育児の都合や自分の体調で就職活動を延期したことがあり、それが理由で紹介してもらえなくなってしまったことがありました。その後企業のホームページで採用のページを見たのですが、結局条件のハードルが高く諦めてしまいました。身体(障害者)のみ応募可能といったところや、精神障害者以外と書かれているところもありました。なので、障害者雇用の実績があるかという情報は大事です。また、自分はこれまで障害枠ではない一般採用で仕事をしていたため、障害者枠での就職についてまだよくわかっていません。実際に働いている方に障害者枠での仕事について聞きたいです。一般枠と障害枠での仕事の違いについても知りたいと思っています。

Fさん:私は経験が浅いためはっきりしたことは言えないのですが、会社がどれだけサポートをして受け入れてくれるかという点は重要だと思っています。障害を持っているかどうかに関わらず、社員を大切に思っているかどうかが大事ですね。

4名の意見を聞くと、企業が障害者採用においてどれだけ理解があるのか、受け入れてくれるのかという点が一致しました。発達障害を持つ障害者は一般の人が考える以上に得意な仕事と苦手な仕事に大きな差があり、努力では越えられない壁が存在します。障害者雇用ではその点を理解して、得意な仕事をより多く任せ、苦手な仕事は得意な人にお願いするなど適材適所を推し進める環境が求められています。

ライタープロフィール
障害者ドットコムニュース編集部
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