顎関節症とは?その症状、原因は?自律神経失調症の関係は?

その他の障害・病気

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現代人は昔の人に比べてあまり硬い物を食べなくなりました。アメリカを中心に海外からのマクドナルド、ケンタッキー、カップラーメンなどのファースト・フードやジャンク・フードが人気で、食べない人などいるのか?というくらい出回っています。食文化は発達したかのようですが、咀嚼するという事が少なくなり、顎(顎関節)が昔の人に比べて弱くなっています。また、顎(顎関節)の噛み合わせなど不調をきたす顎関節症に悩まされている人も少なくありません。今回は、顎関節症について説明いたします。

顎関節症の症状と原因



顎関節症の主な症状である,あごが痛む,口が開かない、あごを動かすとカクカクと音がするといった症状はありませんんか?鑑別診断を受けて他の病気がない場合は、顎関節症といいます。

顎周りの筋肉と関節のゆがみ、姿勢、歯ぎしり、食いしばり、精神的ストレスも顎関節症の原因となっていると言われています。若い女性を中心に、急に増え始めていて自然に治る事もありますが、仕事ができないほど痛み、日常生活も困難な重い症状になる場合もあります。

あなたも関節の自己チェックしてみてください。
◆リンゴをかじろうと口を大きく開け閉めした時、顎の痛みがありますか?
◆口を大きく開け閉めした時、耳の下の顎の付け根のこめかみがカクカクと音がしますか?
◆するめやタコなど硬いものを噛むと顎や顔が痛みますか?
◆口を大きく開いた時,時々関節の部分がズレたり少し外れたりしますか?
◆口を完全に閉じることができず、唇の合わさる部分に隙間ができますか?

以上の問いかけに対して「はい」の答えが多いようでしたら、顎関節症の疑いがあります。


その他の症状と治療法



顎関節症は顎だけが痛むのではなく、身体の他の部分が痛んだりします。頭痛・首や肩のこり・腰痛・めまい・耳鳴り・目の痛み・歯痛などの症状を伴うこともあります。頭や身体の神経は繋がっているので、そうなるのも当然と言えるでしょう。ですが、顎関節症ではない場合もあり、よく似た症状は別の病気にもみられます。大学病院や総合病院の歯科や歯科口腔外科の顎関節の専門外来で診断と治療の受診をお勧めいたします。整体院や整骨院での針やお灸、整体などでも改善の効果が期待できます。


顎関節症と自律神経失調症の関係



神経質な人、不安状態にある人などは常に身体が緊張していて、筋肉が緊張しやすく、続けば疲労し筋肉痛になったり、筋肉の緊張から顎関節への負担が大きくかかります。また、精神的緊張が歯を食いしばるなどの歯の接触する時間を長くしてしまい、顎関節症を引き起こす要因になります。前記した頭痛・首や肩のこり・腰痛・めまい・耳鳴り・目の痛み・自律神経失調症などの症状に繋がります。



この顎関節症は多くの人に見受けられ、日本で2人に1人が経験していると言われています。筆者も顎関節症の症状に長く悩まされていて、口が開けにくく、顎がガクガクしたり、外れそうになった事もあり、その痛みと怖さは忘れられません。気持ちがイライラしたりし、緊張が続いたりし、うつ状態になった時、顎も緊張して痛み、自律神経失調症などの症状が強く現れます。顎関節症の疑われる場合は、早期に医師や専門家の治療を受けましょう。

まつみや ちかこ

まつみや ちかこ

不安障害、不眠症、抑うつ病が20歳代から軽症で出はじめ、ここ10年ほど前より病気のことを強く意識するようになりました。病気を治すのに、ヨガ、ウォーキング、漢方薬など試したりし徐々に回復しています。
現在、就労移行事業所へ通所しながら就職活動中。就職し好きな事の1つのゴスペルを歌う事をまた始めたいと思っています。癒しのバハマでのドルフィンスイム体験と、1か月かけてのアメリカ大陸縦断の旅は、一生涯忘れられない貴重な思い出です。

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