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暮らし 2018.2.12

互いの障害を知る~健常者だけが障害を理解すればよいということはない

互いの障害を知る~健常者だけが障害を理解すればよいということはない

出典:https://www.photo-ac.com

「障がい者」と一言で言っても、身体に障害があるのか、精神に障害があるのか、そのほかに障害があるのか、様々です。勿論、障害について、障害を全く持たない方に理解して頂きたいと願望は、障がい者の大部分の方が当てはまると思います。しかし障がい者同士が、それぞれの障害について全て知っているかと言うとそうでもないと思います。事実私は全て知っているとは思いません。ですが障がい者の1人として社会で生活する以上、ある程度の知識はあるに越したことがないです。

全ての障がい者ができるかと言われると、特性上できない方もいらっしゃると思います。しかしできる方は沢山自分の中に知識を取り入れて、社会貢献につながると良いと思います。

障がい者が障害でない部分

障がい者といえど、全ての障害をもっているわけではありません。腕や脚に障害を抱えている方でも内臓はしっかり機能していると思いますし、精神障害と発達障害を抱えている方でも目や耳ははっきり機能していると思います。障害を証明をするのに「精神障害者手帳」「身体障害者手帳」と言われるものがありますが、それぞれ「精神に障害がある証明」「身体に障害がある証明」であって、その他は障害と認められているわけではありません。

障害でない部分の障害を知る

その為、腕や脚に障害を抱えている方が、内部障害のことを知っているのか、あるいは精神障害、発達障害の方が視覚や聴覚の障害について知っているのかと言われると、100%の方が知っているとは思いません。しかし現状では、企業における「障害者雇用枠」という表記にみられる通り、どんな障害であれ『障がい者』というくくりで見られることがあります。それが良いか悪いかと言う議論ももちろんありますが、その話は割愛いたします。

例えば「障害者雇用枠」入社した際、同僚から「あなたは障がい者なのにあの人の障害について何も知らないのですね」と言われるかもしれません。勿論そのように言った人にも問題はあるかと思いますが、その方がおっしゃることも一理あります。障害でない部分は全く障害を持たない方と同じく機能しています。

障害を知る方法としては、やはり当事者から話を聞くことが勉強になると考えます。私が利用している就労移行支援事業の中には、障害特性に関わらず受け入れ、利用者同士が意見交換する場で、今抱えている現状や問題について伺うことができます。その他にもご縁があって仲良くなれた方などから聞くのも良いことだと思います。

1人1人が活躍できる場を作るために

障がい者自身は、障害のことを全て知っているわけではありません。しかし障がい者は自分の障害さえ分かっていればいいかと言うとそうでもないと考えます。1人1人が本当の意味で活躍できる場を作ろうと思えば、互いが互いを認め合い、その中で「〇〇障害」という言葉が出てきたとしても、決して背を向けたり下にみたりせず、自らが支えてくれたようにお互いを支え合って、この世の中を作っていけたらいいのではと思います。

参考文献

障害者ドットコム「多様な就労移行支援~通所を始める前に少し考えよう」
http://shohgaisha.com

ライタープロフィール
ユキダルマ
ユキダルマ

大阪府出身の20歳代男子です。
2017年、うつと診断されました。
現在は精神保健福祉手帳3級を取得。就労移行支援事業所に通所しつつ、長期就労を目指します。
趣味はスポーツ観戦、鉄道旅行など多岐にわたります。

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