障害者割引を活用して出かけてみませんか?~大阪編まとめ
エンタメ 暮らし障害者手帳を提示することで、受けられるさまざまな割引や優遇措置を、今回は大阪を中心に書いてみます。手帳を持っているけど、どんな恩恵があるのか知らない人もいると思います。意外と知られていないこともあると思いますので、障害者手帳の活用法として、紹介させて頂きます。
大阪の娯楽・レジャー編
映画館で手帳を提示して、割引を受けられることはよく知られていると思います。その他、美術館や博物館でも手帳を提示することで本人と付き添い者は、無料もしくは半額程度の割引を受けて入館できます。美術館や博物館によって違いがありますので、これらも事前に確認してから行くことをお勧めします。
お勧めとして、美術館や博物館に足を運ぶのもいかがでしょうか?
筆者自身、美術館でフェルメール展に行くときに、手帳を提示することで、無料で入館し名画の数々を堪能することができました。通常1800円掛かるのですが、障害者手帳を持っていなかった時は、料金を考えると興味があってもなかなか行きづらく感じていましたが、障害者手帳を取得してから、美術館や博文館に足を運ぶ機会が増えたように思います。体調が安定していないときは、外に出ること自体が億劫な時もあるでしょう、ほんの少しの勇気をだして気晴らしに芸術に触れてみてはどうでしょうか?
また、天王寺動物園は、手帳を見せれば無料で入園できます。動物園なんて今更行くのも・・・と考えている人もいると思いますが、久しぶりに行ってみると子どもの頃の時と違った新たな発見が見つかるかも知れません。動物を見ることで精神的に癒され、実際に触れる機会があればアニマルセラピーの効果も得られるかも。
季節によっては植物園、公園なども、気分転換になるのではないでしょうか?長居植物園や大阪城天守閣などは、手帳所持者と付き添い1名まで無料です。
大阪市内でいえば、海遊館やユニバーサルスタジオジャパンでも手帳を提示することで、割引を受けることができます。スポーツ観戦ではガンバ大阪やセレッソ大阪では、料金の一部をキャッシュバックという形で割引が受けることができます。
また、車いすを使用している方にとって欠かせない交通手段として、自家用車があります。自動車で外出する際に、駐車場の料金がどうしても掛かってしまいます。手帳を提示することで駐車料金が、公共交通機関は無料、通常の駐車場は半額程度の割引を受けることができます。大阪府や市町村が経営しているスポーツ施設では、本人が無料か半額程度の割引を受けることができます。大阪府立臨海スポーツセンターは本人だけならば、手帳を提示すると無料で使用できます。オールシーズン滑れるアイススケートやフットサルやテニスなどが楽しめます。また近くには浜寺公園があり、夏はプールを楽しめることができます。車椅子の貸し出しや多目的トイレがあり、身体が不自由な方でも楽しめるような配慮がなされています。
調べればお得な情報が見つかるかも?
その他、私鉄やバスなども割引制度がありますが、主に身体障害者手帳と療育手帳が対象で、手帳を携行する必要があります。現状、精神障害者手帳に関しては、大阪限定で言いますと交通機関によって条件付きで5割程度の割引が受けられます。ただ交通機関の割引率は各会社により基準が違い、会社によって手帳による運賃割引に対応していない交通機関もあるので注意しましょう。航空機やバスなどの交通機関を利用する際は、手帳で割引が可能かを事前に確認することをお勧めします。
知らないと損をするとまで言わないですが、知っておくと興味があっても、なかなか足が向かなかった場所に行きやすくなると思います。ご自分が住んでいる地域で手帳を提示することで、行きやすくなる場所もあると思います。
大阪市在住者限定
大阪市内に居住の方限定で、大阪メトロでは障害者手帳(身体・知的・精神)をお持ちの場合、手帳を所持している本人の等級が1級ないし2級の場合、無料となり、3級なら5割引です。乗車証を区役所保健福祉業務主管課で交付してもらいましょう。他の市にはない大阪市在住の方のみの大きなメリットです。
今まで、行きたいけど行けなかった場所に足を延ばす機会になればと思います。その他の地域で手帳を見せることによって受けられる恩恵を引き続き書いてみます。
参考文献
障害者手帳で行こう!全国版
http://shogaisha-techo.fanweb.jp/
精神障害者保健福祉手帳で受けられるサービス 全国版
http://fukushi.webcrow.jp/
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