障害者割引一覧はこちら

東京都23区を中心に障害者手帳を提示することで、外出やちょっとした小旅行に役立つ情報や割引をピックアップして書き出してみます。

交通機関編

東京都では都内在住なら手帳の種類及び等級に関係なく「都営交通無料乗車券」が発行されます。これは他の地域とは違い、等級や手帳の種類関係なく、東京都在住で障がい者手帳を持つ方なら、無料で都営地下鉄を利用できるという手厚い恩恵があります。しかしこれは都営地下鉄のみです。

東京メトロでは、身体・知的障害者のみ割引が適用されます。精神障害者は割引の対象にはなりません。都内在住ではない筆者には東京の地下鉄の路線図が複雑すぎてどの路線が都営で、どの路線が東京メトロなのか路線図だけでは判断できませんでした。詳しくは参考ページのURLを参考にして頂ければ幸いです。

電車以外の交通機関も紹介させて頂きます。

東京都内のバスでも割引を受けることができます。電話予約に限るなど条件がありますが、高速バス会社も精神障がい者手帳で割引があるバス会社も多いです。バス会社によって、割引が無い会社もあれば50％割引が適用される会社もあります。東京都では大体のバス会社では割引料金が通常の運賃より50%割引となっている会社が多いようです。会社によって精神障がい者手帳は割引対象にならない会社もありますので、一度会社のホームページを確認することをお勧めします。

東京都からでも船旅をお得に利用できます。伊豆諸島などに船旅で観光することを考えている方は、障がい者手帳を活用することをお勧めします。障がい者手帳で幾つかの海運会社では精神障がい者手帳でも50%の運賃割引を受けることができます。会社によって電話予約が必要だったりしますので、各会社のホームページで割引条件がどうなっているのか確認することで、知らかった情報が入り格安で気分をリフレッシュするために手帳を使ってお得に旅行を楽しんでみてはいかがでしょうか？

スポーツ施設・レジャー編

東京ディズニーランド・東京ディズニーシーでも2020年4月より開園から初となる、パークに入るのに必要な、「パスポートの障害者割引を導入」することとなります。詳細は追って報告します、また「ディスアビリティアクセスサービス」があり、登録時に指定の障害者手帳の提示＋、不正利用等の防止やご本人様確認の為に、その場で係員による「顔写真撮影」があります。そしてその顔写真と、障害者手帳やパスポートの番号を、係員が専用の機械を使って、照合し紐付けにし、発行されます、これにより列の中ではなく別の場所で順番を待つことができます。

東京都障害者総合スポーツセンターでは、障がい者手帳が関係なくさまざまなスポーツを体験できます。アーチェリー・テニス・屋内競技・トレーニングルーム・プールなどがあり、宿泊も障がい者手帳がお有りなら1泊1500円で宿泊も可能です。また東京都多摩障害者総合スポーツセンターも同様の割引を受けることができます。

市民プールは障がい者手帳を提示すると無料となることが多いですが、区民プールなどは、居住している方限定で無料など地域によって割引が異なることがありますので、事前に確認しましょう。

浅草花やしきでは障がい者手帳を提示することで、入場料は無料です。各アトラクションを利用する場合は有料ですのでご注意を。

文化・芸術編

国立科学博物館は入場料が掛かりますが、障がい者手帳を提示すると無料で入館できます。日本で最も古い博物館の一つで、上野公園にあります。実物の恐竜の化石の標本や様々な動物のはく製の展示、機関車や人工衛星の展示など子どもから大人まで楽しめるスポットになっています。また近くには上野動物園がありますので、こちらも障がい者手帳を提示だけで無料で入園できます。

他にも東京都だけでも美術館や博物館は、ここだけでは紹介できないほどたくさんあり、地元の方も地方から来られた方も、興味があるものを探してみて、気分転換の1つに出かけてみてはいかかがでしょうか？

参考文献

障害者手帳で行こう～全国版～
http://shogaisha-techo.fanweb.jp/

精神障害者保健福祉手帳で受けられるサービス全国版
http://fukushi.webcrow.jp/

東京メトロ　障害者割引
https://www.tokyometro.jp/index.html

東京都福祉保健局　精神障害者都営交通乗車証
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/index.html