障害者割引を活用して出かけてみませんか?~全国編まとめ
暮らし エンタメ 発達障害 身体障害 知的障害全国共通で障害者手帳を提示することで、割引が受けられるサービスをピックアップして紹介させて頂きます。携帯電話の割引やNHK受信料の免除など生活に密着したことから、旅行先で観光地でお得に割引を受けられるサービスなどを紹介します。
携帯料金3大キャリアをご利用の方へ
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ドコモ【ハーティ割引】
障害者手帳を持参する必要がありますがハーティ割引が適用された後では、機種変更などで発生する契約事務手数料が無料とお得にプランなります。料金プランによって割引額が違ってきますのでお近くのドコモショップで契約している方は、確認してみてはいかがでしょうか?
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au【スマイルハート割引】
ドコモと同様、障害者手帳を持参する必要がありますが、通話料が半額になるなど割引対象も多いです。契約プランによって割引対象がかなり変わりますので、ホームページで確認するか最寄りのauショップで確認したほうが確実です。
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ソフトバンク【ハートフレンド割引】
ハートフレンド割引基本料1,870円。契約事務手数料3,000円が無料になります。ここで注意して欲しいのが、「新料金サービス」にご加入している場合という但し書きがありますので、ソフトバンクのお店に直接お問い合わせしたほうが確実です。
カラオケ カラオケ館・ジャンボカラオケ広場など
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主に駅前にチェーン店を展開している通称ジャンカラは各種障害者手帳を提示すると、付き添い2名までシニア会員料金で利用できます。
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カラオケ館では、障害者手帳をフロントで提示すると、本人と付き添いに方1名までルーム料金を30%割引が受けられます。また高田馬場2号店では、視覚障害者に配慮した点字カラオケが有ります。
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障害者手帳または、障害者手帳アプリ「ミライロID」の提示で、室料が50%の割引を受けられます。この割引はグループ全員に適用・会員料金/シニア料金/学割料金/フリータイム併用可)店舗によって料金は変わりますので、必ずホームページをご確認下さい。
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ボーリングやカラオケ、スポッチャが各種障害者手帳を提示することで、ビジター料金からクラブ会員料金に割引されます。店舗によって割引料金と付き添い出来る人数は異なる可能性がありますので遊びに行く前に確認しましょう。全国チェーン店なので、もしこれを読んでいる方で、ご近所にお店が有れば気晴らしに外出するのもいかがでしょうか?
休暇村や東横INN等宿泊施設でお得に泊まりましょう
国内旅行なら温泉に行かれる方も多いと思います。施設によっては温泉や銭湯でも各種障害者手帳を提示することで、5%~100%の割引を受けることができます。詳しい情報は障がい者dBを参照してください。
休暇村という宿泊施設はご存知でしょうか?1961年から現在まで一般財団法人休暇村協会が運営しているリゾートホテルです。全国38カ所にある国立・国定公園にあるリゾートホテルです。ここでは障害者手帳を提示することによって、1人1620円の割引が受けます。また、コテージでは最大25%の割引が受けます。バリアフリーですので、障害に関係なく泊まれるのも魅力だと思います。
民間のホテルでは、2019年8月時点で全国301店舗展開している東横INNには、障害がある方が不便を感じない様に「ハートフルルーム」という部屋が用意されています。割引はありませんが、車椅子の方でも宿泊できるように配慮がなされています。
レンタカーを活用して旅行に出かけましょう
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身体・療育手帳限定ですが、会員登録すると会員割引とウェブ割引で20%~30%の割引の恩恵が有ります。期間限定でさらに使えば使うほどキャッシュバックをするキャンペーンなどがあります。
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身体・療育手帳を提示すると基本料金が10%割引を受けられます。車椅子に対応した車種があるなど、バリアフリーに配慮しているのが特徴です。
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ホームページに福祉優待料金表が明示されており、介護保険受給者・身体障害・療育手帳を担当者に提示することで割引が受けられます。
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高速道路での割引制度
身体障害者手帳をお持ちの方で、本人が運転する場合、高速料金が約半額になります。割り切れない数字は10円切り上げられるのでご注意ください。また、ETCも使用できます。市町村の福祉課などで事前登録することで利用可能になります。また、自動車だけでなく125㏄以上のバイクでも適用されますのでツーリングなどに活用してもいいのではないでしょうか。
税金関係・公共料金
実は、税金についても手帳による優遇制度があります。
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住民税
障害者控除として、本人・控除対象配偶者・扶養親族が障害者の場合、所得控除が26万円、特別障害者控除は30万円となります。問い合わせ先は、住まわれている市町村となります。その他、贈与税や相続税の控除が障害者手帳の等級によって変わりますので、もし必要な方は税務署に相談してみてはいかがでしょうか?
所得税
納税者本人が障害者であるときは、障害者控除として27万円(特別障害者のときは40万円)が所得金額から差し引かれます。特別障害者とは身体障害手帳が1級ないし2級の方、精神障害者手帳1級の方、重度の知的障害者と判定された方などが対象です。問い合わせ先は税務署となります。
障害者手帳を活用することで、貯蓄に対して限度額350万まで利子が非課税となる優遇制度が有ります。投資での国債や公社債も対象となります。いわゆるマル優といわれるものです。優遇をうけるには障害者手帳・マイナンバーが必要となります。
また、NHK受信料の免除についても免除される場合があります。
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【全額免除】
世帯構成員のどなたかが障害者手帳をお持ちで、かつ世帯全体が市町村民税非課税の場合は、全額免除されます。
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【半額免除】
重度の障害者の方が、世帯主かつ受診契約者の場合は半額免除を申請できます。
自治体の福祉課やNHKの営業センターで、免除申請書を記入して、障害者手帳と印鑑を持参し自治体で免除事由証明書を受けとります。この証明を受けた申請書をNHKに提出をし、受理されたならNHKより「免除受理通知書」が届くことになります。
自治体によっては、障害者向けに市営住宅や各都道府県営住宅の抽選の優遇や、所得の上限がありますが家賃軽減が可能な場合があります。詳しくはお近くの公営住宅を管理している会社や自治体にお問い合わせください。
障害者手帳を持っていても、障害の種類や自治体によって優遇があったり、割引がなかったりバラバラなのが現状です。気になった方はお近くの役所などにお問い合わせしてみてはいかがでしょうか?
参考文献
NTTドコモ ハーティ割引
https://www.nttdocomo.co.jp
au スマイルハート割引
https://www.au.com/mobile/charge/charge-discount/smile-heart/
Softbank ハートフレンド割引
https://www.softbank.jp/online-shop/note/system/heartfrend/
障がい者dB
https://www.shogaisha-db.com/
休暇村 障害者割引 バリアフリー
https://www.qkamura.or.jp/
国税庁 障害者と税
https://www.nta.go.jp/index.htm
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