障害者の就労支援機関を知ろう!
出典:Photo by Adolfo Félix on Unsplash
障害者が頼りにできる施設・機関はいろいろ存在します。今回は障害者の就労のために支援してくれる施設・機関をご紹介します。
ハローワーク(公共職業安定所)
ハローワークは、専門の職員・相談員を配置し、ケースワーク方式により、求職の申し込みから就職後の職場定着まで一貫して障害の種類・程度に応じた職業紹介、職場定着指導等を行っています。またその人にあった求人を開拓や面接への同行等、細かなサービスを実施しています。さらに、障害者を対象とした就職面接会も実施しています。
ハローワーク障害者専門援助部門
「ハローワーク障害者専門窓口(担当者)のご案内」(PDF)
また、ハローワークの障害者求人はインターネットでも検索が可能です。音声ブラウザ対応の障害者求人情報簡易検索などもあります。
ハローワークインターネットサービス
地域障害者職業センター
障害者に対して、一人一人のニーズに応じた職業評価、職業指導、職業準備訓練、職場適応援助等を行う専門的な職業リハビリテーションで、全国の47都道府県に設置されています。各地域における職業リハビリテーションサービスの中核機関として、ハローワークや関係就労支援機関等との密接な連携の下で業務が行われています。
また、事業主に対しては事業主の障害者雇用に関するニーズと雇用を管理する上で課題を分析して、雇用管理に関する助言や援助、地域の関係機関に対しての助言や援助等の支援を実施しています。他にも定着支援におけるジョブコーチ(職場適応援助者)の派遣などの調整も行っています。
障害者職業能力開発校
身体・知的障害者等に対して、能力に適応した普通職業訓練又は高度職業訓練を行うための公共職業能力開発施設です。全国に19校(国立13校、都道府県立6校)に設置されており、重度障害者などを対象に、障害に応じて配慮されたきめ細かな職業訓練を行っています。
民間企業による障害者の求人
ハローワークの他に民間企業でも障害者求人はたくさんあります。
これまで知らなかった施設や機関はありましたか?障害者の就労のため支援してくれる施設や機関がいろいろあると心強いですね。現在では民間企業でも多くの求人がありますので、自分に適した仕事に就くことができるようにいろいろな機関を上手に活用していきましょう。