就労移行支援事業所での支援について~利用者の目線
暮らし 仕事出典:Photo by Uday Mittal on Unsplash
私は今就労移行支援に通っています。その中で「こんな支援があっていいのか」と疑問に思ったことや不安に感じたことについて書いていこうと思います。
これは私の実体験だけではなく、聞いた話も含まれています。
利用者が体験した疑問や不安
これは聞いた話ですが、支援員の方との面談中、これまで経験した仕事での病気になった経緯を話したとき「あなたは結婚したいですよね?」と、とつぜん質問されました。
その利用者の方はそこで「結婚したいとは思っていないです」と答えると「できないからそう思いたいだけなんじゃないですか?」といわれました。「あなたがそう思いたいなら思ってくれていいです。私はそうは思っていませんけど」と答えると「そういうことをいいたいんじゃない」という利用者が思ってもいないこと、関係のない話をしてきて、支援員がもっている勝手な考えを無理に押しつけてくるという、意味のわかならいやりとりがあったらしいです。
また、自主学習中にわからないところがあり、質問すると「そこはちょっと忘れてしまったので調べて明日教えますね」といわれ、次の日「昨日の質問の件なんですが」といったら「忘れていたのでまた明日教えます」といわれ、このやりとりを1週間続きました。
結局そのあとも、なかなか答えてくれないので自分で調べて解決したようです。
また、これはよくあることかとは思いますが、支援員が異動などで、担当がころころと変わってしまうことです。
今までの経緯や病気の特性について、やっと理解してもらえたと思ったら、すぐに担当者が変わってしまっては、利用者としても安心して自分の気持ちを伝えることができません。
このように利用者の気持ちや考えを無視して、支援員が支援をしている部分は少なからずあると思います。就労移行支援事業所に通っている人で、あれば少しの疑問や不安を感じたことはあるのではないでしょうか。
支援員に考えてほしいこと
これらのことは事業所に伝えたところで「ひと対ひと」ですから、すぐに解決する問題ではないかもしれません。
しかし、支援員の考えや気持ちを優先して、利用者が支援を受けても体調がよくなることはありません。むしろ、ストレスに感じてしまいます。
利用者の不安やストレスをなくしていくようにすることが、支援員が一番に考えるべきことなのではないでしょうか。
最後に
支援員が大切にすべきことは、利用者に寄り添い、主体性を守ることなのではないかと思います。
もちろん、きちんと利用者に寄り添って、不安な気持ちを軽くしようとしてくれる支援員の方もたくさんいます。
難しい問題かとは思いますが、たくさんの支援員がいる中で、全ての利用者が疑問を抱くことなく、安心できる支援をしてくれるようになればいいなと思います。