私のストレス処方箋~ストレス管理ができるように

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出典:Photo by Volodymyr Hryshchenko on Unsplash

ストレス症状にも段階があることはみなさんご存知でしょうか。

ストレスの程度が小、中、大とかかっているときに出る症状はそれぞれ違うと思います。その段階ごとに、どのような対処をするか考えておくと、体調管理ができるようになります。

ストレスの段階と症状

私は大きく分けて5段階で症状が出ます。

1段階:疲労

2段階:ミスの増加、集中力が途切れる

3段階:イライラし始める、言葉を悪いように捉えがちになる

4段階:悲観的になる、鉛性疲労

5段階:無気力、希死念慮

こういった段階が「どのようなストレスがかかることで発生してしまうのか」事前に考えておくと予防策や対処法も考えることができます。

私は「気圧や気温が10hPa、10℃上下する」「睡眠時間が7~8時間、確保できない」「キャパオーバーな仕事量をまかされる」「ミスを連続で指摘される」などが主なストレス要因でした。

このように、ストレス要因が分かっていれば「ストレスそのものを回避すること」や「事前に予防策を立てること」「ストレスを受けたときの対処法を考えること」が可能になります。

ストレスの段階に応じた前兆

このストレス要因以外にも、ストレスの段階に応じた前兆を見つけておくと、自分が現在どの段階になっているか分かります。私の場合の前兆を書いていきます。

1段階:「日中の眠気が強くなる」「夜に遊ぶ気力がおきない」

2段階:「肩こりが気になる」「空想に逃げがちになる」

3段階:「散財してしまう」「音楽を大音量で聞く」

4段階:「お風呂に入りたくない」「部屋が散らかる」

5段階:「訳もなく涙が出る」「好きなことができなくなる」

人によってストレスの前兆というのは様々です。仮に私と同じ前兆が出る人がいても、もっと早い段階で出る人や、逆にもっとストレスがかかった場合に出る人もいます。

前兆が出た時点で、対策をおこなうことができれば回復も早くなります。

対処法のまとめ

最後に、ストレス要因のせいで、症状が出てしまったときの対処法をまとめていきます。

一言に対処法といっても、人によって変わります。

ストレスの段階に応じた、自分なりの回復方法を見つけることが鍵になるでしょう。もしかしたら、私の対処法が参考になるかもしれないので、こちらも書いていきます。

1段階:疲労
対処法:「日中眠い場合は、昼寝を15分とる」「睡眠時間を8時間以上とるのを3日続ける」

2段階:ミスの増加、集中力が途切れる
対処法:「1時間ごとの休憩を10分から、さらに追加で5分とる」「マニュアルを隣に配置して確認しながら仕事を進める」

3段階:イライラし始める、言葉を悪いようにとらえがち
対処法:「SNSを見ないようにする」「相談できる人に嫌だったことを話す」

4段階:悲観的になる、鉛性疲労
対処法:「シャワーだけでも浴びる」「主治医に薬の量などを相談する」

5段階:無気力、希死念慮
対処法:「薬を飲んで安静にする」「家事を家族にお願いする」

私の処方箋

一見すると難しい内容ですが、書いていくうちに自分を知ることができていきます。

「対処法が思い浮かばない」というときは、身近な人などに「疲れているときって、どうやって回復している?」と聞いてみると、新しい発見があるかもしれません。

最初から完璧な処方箋を作るのではなく「考えた対処法が自分に合っていない」と感じたら、別の対処法を試してみてください。試行錯誤していくうちに、あなただけの処方箋ができていきます。

こうして、完成した「私のストレス処方箋」はあなたが困ったときに助けてくれるのです。

体調管理の一環として、いかがでしょうか?

紅咲

紅咲

大学時代にうつ症状を発症。
以来、うつ病や天気痛などに振り回されながら就労移行支援を利用中です。
TRPGとTVゲームが趣味。

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