子供たちが勉学に興味を持てない理由(『発達障がい~神からの贈り物~』第76回)
発達障害出典:Photo by Aaron Burden on Unsplash
『発達障がい ~神からの贈り物~』 第76回 <毎月10日連載>
そろそろ春らしくなってきましたね。先ほど大きな公園の芝生でたっぷり昼寝をした後にペンを握っている私です。
今週は新たな生徒さんが休みを利用して新幹線で受講いただきました。数学に今までにない興味を持っていただけたみたいです。本当にありがたいことです。
こういった形で私の生徒さんたちはそれぞれに前向きに興味を持って学んでくれていますが、様々な方面からは子供が勉強しない、ゲーム以外に興味を持たない、という声を多く耳にします。
何故彼らは勉強が面白くないのか?一方で私の生徒さんたちは勉強を楽しめるのか?その辺りについて少し述べてみようと思います。
そもそも勉学に興味がある人など存在するのでしょうか?もし誰も持てないならば子供たちが持てないのも当然のことではないでしょうか?
因みに、私はスマホでゲームするくらいなら様々なことを学びます。そっちの方が断然楽しいから。それ以上に楽しいのはスポーツや楽器、ジャグリングとか自然遊びかな?でもそれらも体育や音楽、物理や生物などを実践で学んでいるのと同じ。
私にとっては遊園地やコンサートより学んでいる方が楽しい。世の中の様々なことを知れるのってそれ以上はないと思えるほど楽しい。
私の授業も私が楽しめる場。問題を解くことの楽しさや解けるようになったらできる楽しさとか、そんなのを子供たちに一所懸命伝えている。
因みにやりたくない問題を無理強いしないし、好きな科目、好きな単元で構わない。もちろん宿題も出さない。前に教えてあげたことができなくったって叱ったりしない。自身の楽しみのためにやってるから。
つまり、私が楽しいから子供たちも楽しんでいる、そんな風に思う。知らんけど。楽しさを教えてあげないと子供たちは楽しみ方が判らない、そんな風に思いませんか?
楽しさを教えてあげるというのも手取り足取りしようとは私は思わない。自身がされて嫌だから。だから私自身が楽しむ姿を見せてあげて、あとは自由にさせれば良いと思う。自分から困ってるサインを出すまで好きにさせて上げる。
現在の私の生徒はほぼ発達障害児やグレーゾーンの子たち。だけど私自身は体勢派の子供たちと全く同じ対応しかしていません。もちろん一人ひとり違いますが、障害の有無での対応はなく皆それぞれに好きなことから始めて貰っています。
ただ、やはり驚くことに発達障害児の子供さんの方が一度はまってしまうとのめり込んでしまうことが多く、能力を発揮しやすいのはむしろ発達障害児たちの方ではないかとよく考えます。
さて、話しを元に戻しますが、子供たちが勉学に興味を持つ以前にすべき事はもうおわかりでしょうね。まずあなた自身がすべきことがおわかりですよね。
前述の新たな生徒さんのこともあるので、この春からはオンライン家庭教師も始めようと思っています。ご興味があればお問い合わせください。
発達障害